こんにちは!
今回は映画「スポットライト」の感想です。
監督・脚本 トム・マッカーシー
あらすじはこんな感じ↓
●ピューリッツァー賞に輝いたボストン・グローブ紙の調査報道チームの軌跡を映画化し、“世紀のスクープ"の内幕を取材に
当たった新聞記者の目線で克明に描いた社会派ドラマの傑作!
*<スポットライト>が報じた調査報道は2003年ピューリッツァー賞(公益部門)を受賞している。
●『扉をたたく人』、『靴職人と魔法のミシン』のトム・マッカーシー監督の緻密な脚本と演出、マイケル・キートン、本作でアカデミー賞
®助演男優賞にノミネートされたマーク・ラファロ、同じくアカデミー賞®助演女優賞にノミネートされたレイチェル・マクアダムス、
リーヴ・シュレイバーら 豪華実力派キャストによる極上のアンサンブル!
【ストーリー】
暗闇にひときわ輝く、希望の光-
2002年1月、米国の新聞『ボストン・グローブ』が、カトリック教会の信じがたい実態を報じた。数十人もの神父による児童への
性的虐待を、教会が組織ぐるみで隠蔽してきた衝撃のスキャンダル。その許されざる罪は、なぜ長年黙殺されたのか。
《スポットライト》という名の特集記事を担当する記者たちは、いかにして教会というタブーに切り込み、暗闇の中の真実を
探り当てたのだろうか?
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映画の内容としては地味です、はっきり言って。
絵面はおじさんおばさんが新聞社内か、裁判所か、図書館で奮闘するだけで、爆発したり、血が出たり、マーク・ラファロがハルクになったりしません(笑)
でも面白い。
引き付けられる。
作品としては「ペンタゴン・ペーパーズ」に近いかもしれない。
あちらも新聞社が社会の闇を暴き、最後に正義を手に入れるお話でした。
ただあちらはもう少しエンタテイメント風味があったかもしれませんが、こちらは愚直という言葉が似あいますね。
その分、この映画のスタッフが本当に悪を根絶したい、この現状を社会に知ってほしいという強い意志を感じます、特にエンドロール前のシーン等。
正直日本人で教会になじみのある人はそこまで多くないとは思いますが、巨大な組織が犯罪を隠ぺいする、そしてそれを暴いていくという構造はやはり面白いものです。
是非!