こんにちは!
今回は「GAMBA ガンバと仲間たち」の感想です。
監督 - 河村友宏・小森啓裕 脚本 - 古沢良太
仲間って、勇気。
●「ガンバ」24年ぶりの復活! 構想15年、10年の製作期間と総製作費20億円をもって映画化されたビッグプロジェクトがついに登場!
●『ALWAYS 三丁目の夕日』や『STAND BY ME ドラえもん』を手がけた映像制作会社・白組が、傑作児童文学「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」を3DCGアニメーションで映画化!
●声優陣には、梶裕貴、神田沙也加、高木渉、矢島晶子、高戸靖広、藤原啓治、池田秀一、大塚明夫、野沢雅子、野村萬斎といった豪華声優陣が集結!
●脚本は『ALWAYS 三丁目の夕日』を手掛けたヒットメイカー、古沢良太が自身初となるアニメーションの脚本を担当。
都会の片隅で、町ネズミのガンバとマンプクは楽しく暮らしていた。
ある日ガンバは、「海は世界で一番広くて大きい」と聞き、海を目指す旅に出る。
二匹は港で船乗りネズミの宴に参加するが、そこへ弱りきった島ネズミの忠太が助けを求めやってきた。
しかし船乗りネズミたちは、敵が白イタチの「ノロイ」だと聞いたとたん、勝ち目がないと逃げ出してしまう。
絶望する忠太を見たガンバは、自分だけでも島ネズミを助けようと決心する。夜が明け、出航のとき。
なんとボーボ、ヨイショ、ガクシャ、イカサマ、そしてマンプクもガンバの心意気にひかれ、船に乗り0込んでいた。
いよいよ冒険のはじまり。
ガンバと仲間たちはどうやってノロイに立ち向かうのか!?そして彼らの運命は・・・・・・!?
https://www.amazon.co.jp/dp/B01DDBK188?tag=hatena-22&linkCode=osi&th=1&psc=1 2020/4/8閲覧
元々のオリジナルは「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」という児童書。
それが1975年にテレビアニメ化。
そして今回の3DCG映画は、豪華な声優・豊富な予算・ヒット脚本家古沢良太を招聘等々、とんでもない好条件がそろって製作されました。。
そのどれにもまったくなじみのない自分が本作を見てみた感想は、一言「つまんねー」ですね(笑)
いや非常に良く出来てるとは思うんですよ。
日本の3DCGアニメにしては相当出来がいいですし、声優さんの演技は完璧ですし、話の流れだってまあそこまで不自然というわけでもない。
でも面白くはない、決して。
なんでしょうねえ、古臭いんですよね、全てが。
「新しさ」みたいなものが欠片もない。
だからすごーく退屈なんです。
原作や昔のアニメに思い入れのある人がみれば違うのかもしれませんが、自分にとってはすごく退屈な映画でした。
なお、主題歌が小沢健二の名曲「ぼくらが旅に出る理由」を、あの大女優・倍賞千恵子がカバーしたものでした。
オリジナルの小沢健二の歌声&歌い方だと「恋人が一時的に旅に出ていくことを、ポップに祝福する」というニュアンスが強かった印象ですが、今回の倍賞千恵子版は、彼女のしっとりとした歌い方もあって「結構重めな別れ」というか、なんなら「死」すら予感させる、そんな感じに聞こえましたね。