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ゼンカイ、ドンブラ、キングの奇跡の三年間、そしてブンブンジャーについて

こんにちは!

 

今回は爆上戦隊ブンブンジャーについて語ります。

 

 

 

 

ゼンカイ、ドンブラ、キングオージャーと変な戦隊が三年間続いていた弊害なのか、ここまでストロングスタイルな、The戦隊!なブンブンジャーが楽しめるか、なかなか不安な滑り出しだったなあ、と。

 

白倉プロデュースによるゼンカイ、ドンブラは視聴者の評価も高く、特にドンブラは商業的にも大成功。

 

その成功を受けてか、ほぼ1年間合成使いまくりで1年乗り切ったキングオージャー。

こちらは商業的な成功はさておいても、戦隊シリーズとしての革新性、チャレンジ精神は相当なもの。

 

近年毎年言われて続けてきた、おもちゃ売れないから戦隊次で終わり説もなりをひそめたかなあ、と思いきや、そのチャレンジは四年目は無かった。

 

 

 

 

ここにきて子供向けおもちゃとして大定番の車がモチーフという超手堅い企画。

ドラマに関してはまだ1話なのでこれから化ける可能性はありますが、1話見た限りは極めてスタンダードな作劇。

そしてあんまり面白くない笑

 

もちろん安牌な企画、手堅いモチーフが悪いとは言わないですが、戦隊革新路線はここで打ち止めが、と思うと悲しいですね。

やはりおもちゃ売れなかったのかキングオージャー。

 

 

 

 

それでいうと白倉プロデュース作品がうまいのは、ちゃんとおもちゃを欲しくさせるようになっている、ということ。

というか、話が面白ければおのずとおもちゃも欲しくなる、というこの単純な図式。

そして面白いことをするためには、企画なり監督なりにある程度の自由を与えなければはらないということ。

 

それができていたこの三年間はめぐまれていたんだなあとよくわかりますね。

 

とはいえまだ1話なのでこれから良くなっていく可能性はまだまだある。

特にピングですね。

彼女をどう動かすかで変わってくる気がしますね。

 

 

 

 

一話では女性の自立みたいなことをテーマにしていたと思えなくもない話だった。

これがどこまで昨今の潮流に意識的ゆえのことだったのか、それとも東映のおっさん達がただ斬新さを出そうとしてやっただけなことを深読みしているだけなのかはわかりませんが笑、ピンクをこれからどう活躍させるかで面白くなる可能性はあるよ、ブンブンジャー!

 

しかしながら期待を上回るくらい不安なのは、爆上の部分。

ドンブラザーズが受け、ガッチャードの序盤も受けた、あのトンチキさ。

トンチキというのはつまり、謎なハイテンションで物語が進み、こちらを圧倒していく、その魅力。

 

 

 

 

ぜひ、そういう物語のテンションの高さで爆上戦隊を体現してほしい。

一話では登場人物にテンション上がる!とか言わせてましたが、ゆめゆめ台詞上だけでテンションアップを表現して終わることのなきよう。

 

おしまい!