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ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ 感想 本編の繰り返しを楽しめるか否か? 満足度60%!

こんにちは! 

クローズならクローズチャージが好きな下駄夫です。

 

今回は、VCINEXT「ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ」の感想です。ネタバレありなので注意です!

 

 

 

感想を一言で言うと、「本編まんまの空気感!それをファンサービスと取るか、ただの繰り返しと取るかで感想が変わる!」って感じですね。

 

詳しく感想を書くと、平ジェネforeverがすごいよくて、ライダー映画へのハードルがあがりすたのかなあ、と言った感じがしてしまいます。

個人的には凡作かなあ。良くもなく悪くもなくって感じですね。

 

良くも悪くも、いつものビルドなんですけどね。

あのわちゃわちゃ感とか、シリアスとコメディが同居している感じとか。

なんですけど、その「ビルドらしさ」って言うのは、個人的にはテレビでもう堪能したので、別の切り口のビルドが見たかったんですよね。

 

もう本当にいつものビルドなんですよ。

面白あらすじ紹介、エボルトのハザードレベル上げ、戦兎の圧倒的技術力による新兵器開発、パンドラパネルを巡る攻防などなど。

 

だから新世界でも「ビルドメンバーはいつも通り楽しくやってるのを見たい!」って人にはすごくよい作品だと思います。

 

ただ自分はちょっとノれなかったかなって感じですね。

本編でやったことの繰り返しに過ぎない感じがしてしまいました。

 

ただ物語のテーマは、「ザ・仮面ライダーという感じでした。ただし昭和の(笑)

なんかすごい昭和臭がしたんですよね、今回の作品。

 

万丈がどちらかというと、気合いと特訓で何とかするタイプのキャラだからかも知れないですね。熱血キャラというか。

 

また物語の軸となるのは、ヒーローが救うことが出来なかった人たちの魂の救済。ヒーローがすべての人を救わなけれなならないのか?という、ヒーローもの永遠のジレンマに言及していたのは良かったですね。

 

この救えなかった人がいる、っていうのは、劇中でどんどんヒーローになった万丈だからこそ、って感じはしますね。戦兎が主人公だったらできない話だったので、そこはスピンオフとしてやった意味があったと思います。

以下細かい点を、箇条書きで

 

・今回の敵キャラが自分的には「うーん」でした。

神(エグゼイドの)の二番煎じって感じがしてしまいました。

また字面でエボルトより強いって言われても、いまいちピンと来なかったかなあ。

更に言うと、変にコメディキャラにしなくて良かった気がします。星を滅ぼすほど強い奴なら、もっと残酷なキャラにしてほしかったです。

 

仮面ライダーキルバスにビルドドライバーを奪われていたから、戦兎がビルドになれなかったっていうのはちゃんと理屈が通ってて良かったです。あと、キルバス赤かったですねえ笑

 

・内海はずっと笑わせてくれましたね。すっかりネタキャラですね笑

声優関連の小ネタもGOOD!

 

・今回クローズ+チャージ+マグマ+マックスギャラクシーとクローズのフォームチェンジがいっぱい見れて良かったです。Vシネはフォームチェンジが少なめなことが多いですからね。

 

・万丈、相変わらずバカですね笑 今回はやたら叫んでましたね。

 

・ゲストキャラユイの壮絶な死に様が、vシネ!って感じで良かったですね。こういうダークなノリが全編続いても良かったんですけどね

 

・エボルトは今回デレデレでしたね。「ヒロインか!」ってぐらい笑

 

 

 

・ジオウのビルド編との絡みはなかったですね。

ジオウの歴史改編がなかった世界なのか、それともこの出来事の後にジオウビルド編が入ってくるのかはよくわかりません。

 

まとめると、まあ別に悪かないんですよ。

でも全体的に食い足りない印象です。

もう少し方向性を定めてほしかったですね。

いろんな要素を入れすぎて、それぞれの要素が中途半端になってしまった印象です。

 

満足度60%ぐらいの感じですね。