:こんにちは!
今回は、ジェームズ・キャメロン製作・脚本、ロバート・ロドリゲス監督のSFアクション映画「アリータ バトルエンジェル」の感想です。
公開初日、初回、2D字幕版で鑑賞しました。
本作は、「これぞ、超大作映画!」とでも言うべき、素晴らしいビジュアル、めちゃくちゃかっこいいアクション、練り込まれた脚本、素晴らしい演出に支えられた、まさに完璧な映画と言っていいでしょうね、
少なくとも自分は、この映画のだめなところはひとつ(しかもそれは直接的に映画のクオリティと関わらないこと)しかなかったので、本当に素晴らしい映画だったと思います。
「見に行こうか迷ってる」という方がいたら、悪いことは言いません。
見に行きましょう!
少なくともエンターテインメント映画としては、100点満点の出来。
そして大暴れするアリータちゃんの勇姿は、映画館の大スクリーンでみてこそ。
彼女はCGで表現されているのですが、違和感はゼロ。
映像技術はここまできたか、と驚いてきまいますね
122分の上映時間中、全く退屈することがありません。
ただひとつだけ難点をあげるとすると、この映画、字幕の出し方が変!(笑)
以下ネタバレありで、詳しく書いていきたいと思います。
まあ、非常によくできて過ぎているため、逆に語ることはあんまりないんですけどね(笑)
・主役・アリータの魅力がすごい
上にも書いた通り、アリータはCGで表現されているのですが、全然違和感なかったですね。
予告編で見たときはちょっと「ん?」て思ったんですけどね(笑)
詳しくは別の記事で書きますが、彼女が勇ましく戦う、その姿はまさにバトルエンジェルと言っていいでしょう。
・無駄がない脚本
この映画の脚本はすごく良くできていましたね。
不要なシーンがなく、すべてのシーンが、きちんとどこかに繋がっていく。
割と早いテンポで物語は進んでいくんですが、まったく無理矢理感や違和感を感じさせません。
これだれの要素を、ここまでうまく一つの物語に落としこんだのはスゴいです。
世界的巨匠ジェームズ・キャメロンが脚本を担当したと知って、納得です。
・完璧な演出・アクション
本作の監督を務めたのはロバート・ロドリゲス。
スパイキッズシリーズやシンシティの監督ですね。
今回の彼の演出は、アクション・日常シーンどちらも、文句をつけるポイントが見つかりません。
すごくストレスフリーというか、絶妙なんですよ。
説明しすぎでもなく、足りないわけでもなく、まさに絶妙。
やはりアクションもすごく良かった。
CGなどのビジュアルエフェクトがふんだんに使われており、爽快感がすごい。
ぜんぜんモタッとしてないんですよ。
すごくスタイリッシュ。
スローモーションも効果的に使われてましたね。
・ビジュアルがツボ!
今作の舞台は26世紀の未来。
だからテクノロシーの発展ぶりが見ていて楽しかったですね。
また本作の舞台、アイアンシティは無国籍な場所と設定されていて、アジアっぽい要素もけっこう入っていました。
原作が日本の漫画だからですかね。
(ちなみに、自分は原作「銃夢」を読んだことがないので、ストーリーやビジュアル再現度が、原作と比べてどうか、というのはわかりません。)
また、サイバーパンクなビジュアルが良かったですね。
敵の武装やビーグルのごてごて感、鉄がふんだんに盛り込まれている感じ。
それでいて、非常にスタイリッシュ。
堪りません!(笑)
原作漫画が日本人作者によるもののせいか、ビジュアルセンスがすごくツボにハマりましたね。
・終わりに
格差社会や、管理社会、サイボーグ、刀などなど、中学生男子が好きそうな要素てんこ盛りの本作は、(タイトルにもしましたが)もし自分が中学生の時に見ていたらと思うと、すこし恐ろしくなります(笑)
もし中学生だったら。
おそらく、この映画にめちゃくちゃドハマりして、原作漫画を古本屋で買い、読み込んだでしょうね(笑)
さらにそれでも物足りなくなり、攻殻機動隊とかブレードランナーなどの雰囲気が近いものに手をだし、最後は立派なスチームパンカーになっていたのではないかと(笑)
それぐらいの熱量のある作品ですし、色んな要素が詰まった最高のエンターテインメント作品だったと思いますね。
これは是非シリーズ化してほしい!