こんにちは!
今回はアニメ映画「スパイダーマン:スパイダーバース」の感想です。

アート・オブ・スパイダーマン:スパイダーバース (SPACE SHOWER BOOKS)
- 作者: ラミン・ザヘッド
- 出版社/メーカー: スペースシャワーネットワーク
- 発売日: 2019/03/01
- メディア: 大型本
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監督ボブ・ペルシケッティ/ ピーター・ラムジー /ロドニー・ロスマン
出演 シャメイク・ムーアマイルス・モラレス/ジェイク・ジョンソン/ ヘイリー・スタインフェルなど
本作の内容は、色んなパラレルワールド(並行世界)から様々なスパイダーマンが現れ、共闘するというもの。
こういう正統派もいれば。

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スパイダーウーマンも。

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こんな渋いキャラも。
さらには人間ではないやつまで(笑)
こんな様々なスパイダーマンたちが共演する、豪華な映画なのです!
本作は非常に映像のセンスがいい!
スタイリッシュでクールで、時には笑わせてくれる。
漫画的な表現も使えば、実写的な表現も使う。
アクションは圧巻です
すごく映像が綺麗だし、それぞれに戦いかたの個性が出ていました
音楽もGOOD!印象的に使われていました。
これぞスパイダーマン映画!
また本作は主人公マイルスがもがき・苦悩し・それを乗り越えて一人のヒーロー・スパイダーマンとして誕生する物語。
まさにスパイダーバース!
それを導くのが平行世界のスパイダーマンたちなだけで、ごくごく王道なスパイダーマン映画第一作という感じ。
そもそも全然世界観の異なるスパイダーマンたちを、ひとつにまとめあげるのはアニメだからこそできたことでしょうね
スパイダーハムを実写で出したら一発で映画は破綻するでしょう(笑)
しかし、「パラレルワールドから色んなスパイダーマンが!」と聞くと、「ええ難しそう・・・」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
実際自分も、「こりゃだいぶディープな映画になるかもだぞ・・・」と覚悟して見に行ったのですが、その心配は杞憂に終わりましたね。
考えてみれば、下駄夫のような特撮ファンからしてみれば、案外お馴染みの話。
仮面ライダーとかウルトラマンなんて、ほぼ毎年そういうことやってますからね(笑)
まあここまで大掛かりではないですが。
特に本作と似てるなあと思ったのが、「平成ジェネレーションズFINAL」。
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これも、万丈/仮面ライダークローズが、パラレルワールドからやってきたレジェンドヒーローと共闘することで、仮面ライダーとしての自覚を深めていく物語でした。
だから構造がすごく似てるなあ、と。

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また、それぞれ世界観の異なるヒーローを(ある種)強引に共演させるのも特撮ヒーロー映画みたいでした。
だからスっと馴染めましたね。
テーマ的な面では、家族の話だったなあ、と。
マイルスと父の行き違い、父と叔父さんの仲たがい、キングピンの家族への執着。
肩幅広すぎ!(笑)
さらに言えば、ピーターとマイラスの疑似親子関係もありますね。
だからこそ、最後の親子のシーンは感動するし、悪であるキングピンは家族とやり直すことはできない。
結論としては、非常に完成度が高く、ライトなファンもディープなファンも楽しめる全方位ぬかりのない非常に良くできたスパイダーマン映画だと思います
下駄夫はサムライミ以降の実写版映画は全部見てるくらい(スパイダーマン1・2・3、アメイジング1.2 MCUスパイダーマン、ヴェノム)のライトなファンですが、それでも、ドッグオッグとかグリーンゴブリンとかニヤッとできましたね。
エンドロール後のシーンは爆笑!
また、スタン・リー(御大、もちろんカメオ出演されてました!)へのメッセージは泣けますねえ。
最後に下駄夫からも一言。
今までありがとう!スタン・リー!
これからも楽しませてもらいますね!