こんにちは!
今回は「映画 HUGっと!プリキュア・ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ」の感想です。
映画HUGっと! プリキュアふたりはプリキュア~オールスターズメモリーズ~Blu-ray
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監督 宮本浩史 脚本 香村純子 出演者 引坂理絵 本泉莉奈 小倉唯 田村奈央 田村ゆかり 多田このみ 野田順子 本名陽子 ゆかな
素晴らしい映画でした!
前半では育児の大変さ・プリキュア達の絆を描き、後半では、敵キャラの背景を描いたのち、55人のプリキュア全員に見せ場を作り、台詞をしゃべらせ、名場面をプレイバックし、最後は全員の集合写真で〆。
プリキュアオールスターズ もーっとみんなで大集合!夢のプリキュアレインボータウン
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特に感動したのは、オールスター映画かつ73分という上映時間ながら、敵の背景をしっかり描いたところ。
今回の敵・ミデンはプリキュアの記憶を奪い、プリキュアの技や台詞(ゲットだよ!)を駆使して戦うんです。
彼はなぜ記憶を奪うかと言うと、もともとカメラだったんですが、一度も写真を撮ることがなく終わってしまい、その執念から実体化した、だから記憶を奪うことで、その無念を晴らそうとしたのです。
そのことを理解したキュアエールたちプリキュアは、彼を倒すのではなく、寄り添い悲しみをいやすことで彼の魂を浄化しようとしました。
これが素晴らしい!
ただ力で倒すのではなく、心を救う。
そこがハグプリっぽくていいなあ、と。
そのハグプリっぽさもすごく出ていて、記憶を奪われたプリキュアが幼児化し(チビキュアかわいい!笑)、それをあやすエール。
しかしまったく思い通りにならず(ここが長くて、イライラする笑)、思わず泣いてしまうエール。
「プリキュアだから泣くな!」と激励するハリーに、なぎさは「プリキュアも中学生!」。
そう、いくらスーパーパワーを持っていても、彼女たちは女子中学生。
このリアルさがハグプリだなあ、と。
はぐたんも脱糞しますしね(笑)
その一方で、本作のもう一組の主役、なぎさとほのかは相変わらずラブラブっぷりがすごい(笑)
初っ端からものすごいアクション&新規変身バンクを披露し、ミップル・メップル・ハートコミューン・ザケンナーというワード(キラキラルが出てきたのも良かった!)、おなじみのBGMまで出てくるという好待遇。
さすが15周年!
さすがタイトル!(笑)
さらにそれ以外のレジェンドプリキュアで言うと、でかモフルン(笑)、終盤の見せ場など、出番は少ないもののしっかり活躍していました。
このプリキュアが復活するのは、映画をみているちびっこたちのプリキュアへの思い(&ミラクルライト)の力なんですが、これも非常にかんどうてきというか。
映画館で女児たちの声援があったら泣くだろうなあ。
まあ自宅で一人で見てたんですけどね(笑)
無言でね(笑)
そんなDVD派にわかプリキュアファンも楽しめる、素晴らしい映画でした!
初代ファンは必見ですよ!