こんにちれいわ!
今回は、スタートゥインクルプリキュア「ララのドキドキ初登校」が素晴らしかった!というお話です。
スター☆トゥインクルプリキュア おせわしてフワ☆トゥインクルブック
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この回はタイトル通り、宇宙人であるララが学校に始めていく、というストーリー。
この中でララは、自分が地球の常識を知らず、変人扱いされ、クラスメートから「普通じゃない」と言われてしまいます。
そこで彼女は盛大に凹みまくり、次の日からはAIの力を使ってソツなくふるまい、語尾の「るん」も封印し、普通の女子学生になります。
しかしひかる達はそれに違和感を持ち、「ララは今のままで良い!」というメッセージを発し、ララはそれを受け入れ、そしてクラスメート達もララを「るんちゃん」と呼んで、ありのままのララを受け入れます。
なんと素晴らしいんでしょうか!
基本的に学校と言うのは、普通であることを強いられる場所ですよね。
自分の欲求や嗜好を無視して、知りたくもないことを勉強しなきゃいけないし、やりたくないことをやらなきゃいけない。
そしてなにより。
クラスで変なことを、普通じゃないことをすれば、「変人」扱いされる。
浮く。
友達がいないと、「可哀想な奴」にされる。
もしかしたら「いじめられる」かもしれない。
いじめのある世界に生きる君たちへ - いじめられっ子だった精神科医の贈る言葉
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だから「普通」であることを強いられる。
自分は日本的学校システムというのは、大きな欠陥のあるシステムだと思うんですが、長くなるのでそれはまた別の記事で(笑)
つまり、今回のお話のどこが素晴らしいかというと、明らかに変な奴である(笑)ララが、ありのまま受け入れられる、ということ。
そして、そこに至るまでで一回、ララが普通であろうとすること。
その過程を描くことで、お話がただの絵空事ではなく、リアルになっている。
これは必見です!
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