こんにちは!
今回は「大説家・清涼院流水の小説作法」の感想です。
はっきり言って実用的ではないです。
彼のような小説が書きたい!と思ってこの本を読んでも得るものはあまりないでしょうね。
内訳としては、自慢4割・経歴3割・アドバイス3割と言ったところでしょうかね。
小説作法と言うよりは、「清涼院流水 15周年記念本」と言った感じでしょうかね。
自分は彼の初期作品が結構好きなんですよね。
コズミック・ジョーカーとかね。
最近のも面白いんですが、なんか小器用になりすぎた感じがするんですよねえ・・・。
最後に斬新な作品を生み出し続けた彼の珍エピソードをご紹介して終わりにしましょう。
日本の小説の歴史上、僕以上に読者に叩かれた作家は存在しない、と言っても、その事実を否定できる人はいないと思います。
(中略)
編集者が「彼ら(流水フォロワー)が受けている批判を全員ぶん足しても、流水さんの受けた批判の100分の1くらいでしょうね。」
どんだけ?(笑)