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「情報の偏食」にご注意を! 笹原和俊著「フェイクニュースを科学する」 感想!

こんにちは!

 

今回は、笹原和俊著「フェイクニュースを科学する」の感想です。

 

この本では、最近話題のフェイクニュースについて簡単に分かりやすく解説してあります。

 

この本によればフェイクニュースやデマ・陰謀ロンガが発生し、それが人々に伝播し、信じられるのは、人々が自分の興味がある・好ましい・見たい情報しか見ないからだ、とされています。

 

それを端的に「情報の偏食」と表現していますね。

 

新・健康学「偏食」のすすめ―ヒトは果物を食べるように生まれついている

新・健康学「偏食」のすすめ―ヒトは果物を食べるように生まれついている

 

 

まあそりゃそうですよね。

 

自分は特撮が好きなので、例えば「仮面ライダー 面白い」だとか「仮面ライダー 最高」みたいなキーワードで検索する。

 

そうしたら仮面ライダーに対して肯定的な意見が載っているサイトがいっぱい出てきますよね。

 

当たり前の話。

 

逆に「仮面ライダー つまらない」だとか「仮面ライダー 子供だまし」みたいなキーワードで検索すれば、仮面ライダーに対して否定的な意見が載っているサイトがいっぱい出てきますよね。

 

これまた当然。

こうすれば、学校は変わる!  「忙しいのは当たり前」への挑戦

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で、この本で言われているのは、どっちか一方を絶対的な真実だと思いこむことからフェイクニュースが始まる、ということ。

 

今は仮面ライダーを例にとりましたが、どんなことでも色んな意見がありますし、どっちか一方が絶対的に間違っている、ということはまあ、ない。

 

どちらにも真実はある。

 

言ってはいけない―残酷すぎる真実―(新潮新書)

言ってはいけない―残酷すぎる真実―(新潮新書)

 

 

だからそこで視野狭窄にならないように気をつけましょうね、ということですね。

 

情報の偏食を防いで、リテラシーを養っていけば、デマやフェイクニュースに騙されることはなくなる。

 

かも?(笑)