こんにちは!
今回は映画「ジグソウ:ソウ・レガシー」の感想です。
監督 マイケル・スピエリッグ ピーター・スピエリッグ 脚本 ジョシュ・ストールバーグ ピーター・ゴールドフィンガー
これは人気ホラー映画シリーズ「ソウ」のリブート版ですね。
あらすじはこんな感じ↓
ある街で、おぞましい死体が次々と発見される。その常軌を逸した状態から、かつてジグソウという名で多くの人間を死に追いやったジョン・クレイマーの存在が警察の捜査で浮かび上がる。しかし、彼は十数年前にこの世を去っていた。ジグソウに後継者がいたのか、彼に心酔する者による犯行なのかと、さまざまな推測が飛び交うが……。
しかしストーリーは「ソウ」シリーズと地続き、というかこの映画を完全に楽しむためには、「ソウ3」までは最低限見ておかないと、終盤のどんでん返しの意味がわかりません。
しかし見てる余裕ねーよ!という方のために最低限知っておいてほしい知識を書いておくと、
・殺人ゲームを行う殺人鬼「ジグソウ」の正体はジョン・クレイマー
・ジョンは癌に犯されて余命少ない
・そして「ソウ3」で死亡し、以降は後継者がゲームを行っている
さあ、この知識を元に「映画「ジグソウ:ソウ・レガシー」をみましょう!
以下、見た人向け感想。
はい、タイトルにもした通り完全にやられましたね!(笑)
中盤でジグソウの正体があのジョン・クレイマーと分かり、じゃあ「ソウ3」以前の時系列なのか?と思って鑑賞していると、ジョン・クレイマーの墓が出てきたため「どういうことだ?」と不思議に思いながら見てました。
しかしラストですべてが明かされます!
そう!実はこの映画はジョン・クレイマーがまだ生きていた10年前のゲームと、そのゲームを生き残り、ジョン・クレイマー(=ジグソウ)の後継者としてゲームを行う新たなジグソウの物語の二つが同時進行で描かれていたのです!
これにはやられたなあ。
そうだったのか!とすべてが分かった時の快感と驚きと気づけなかった悔しさ!
しかし、この作品は本当によく出来ています。
ジョン・クレイマーという前シリーズのジグソウの教えを受けた新たなジグソウの誕生は、物語的にも、そしてシリーズの継承という意味でもすごくいい形で行われたといっていいでしょう。
ここから新たなる「ジグソウ」の物語が始まっていくことでしょう!
しかも今度のジグソウはシリーズ化を見越してか、ガンに犯されてるとかそういう後付けが必要そうなやっかいな設定もなさそうなので、どんどん悪い奴らを懲らしめていただきたい!(笑)