こんにちは!
今回は先日自分の身に降りかかった出来事のお話です。
その日、自分は女子中学生とお話する機会がありまして。
その子がちょっと、というかかなりトリッキーというか、独創的な子だったんですよね。
その子が自分に特に脈絡もなく(笑)、問いかけました。
「ねえ、差別と区別って何が違うの?」
「うーん・・・」
思わず長考ですよね(笑)
皆さんだったらどう答えますか?
自分は3分くらい悩んだ末に、「合理的な理由があって人を分けるのが区別、ないのが差別じゃないかな」と答えました。
そしたら彼女は言いました。
「よくわかんない!」(笑)
まあそうだよなあーと思い、説明しなおしました。
「例えば今勉強してるよね?
で、例えば高校入試でさ、背が高い・低いで合格できるかどうか決められちゃったらさ、それっておかしいよね?
それが差別。
で、高校入試で、学力とか成績で受かる人・落ちる人を決めるのは、学校って言うのは勉強するところだから、そこに根拠はあるよね?
だからそれは区別、なんだと思うよ」
この説明は彼女にも身近だったためか理解してくれたらしく、納得してくれました。
しかし、その次の瞬間、彼女から衝撃の一言が飛び出します。
「じゃあさ、下駄夫は差別されたことある?」
みなさん!自分が差別されたかどうかなんて、聞かれたことありますか?(笑)
自分はなかったので、この質問にはびっくり仰天というか。
でもすごくいいな、とも思って。
下手に世間の常識とか忖度に染まりきっていない分、こういう確信をつく質問ができるんだなあ、と。
なんかハッとしたというか。
「差別されたことある?」と聞かれたら、皆さんならどう答えますか?
考えてみたら面白いかもしれませんよ。
ちなみに自分は「うーん、たぶんない、かな?」というヘタレな回答しかできませんでした・・・。
追記
差別されたこと、思い出したらありました!
偏見や差別はなぜ起こる?: 心理メカニズムの解明と現象の分析
- 作者: 北村英哉,唐沢穣
- 出版社/メーカー: ちとせプレス
- 発売日: 2018/07/27
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
子供の頃、君は肌が黒いからダメ、と一緒に遊ぶのを拒否されたことがありましたね。
ちょっと肌が焼けていただけなんですけどねえ。
子供って残酷!