こんにちは!
今回は「コードギアス 復活のルルーシュ」についての考察です。
コード継承者に「なりそこね」たことにより変性したシャムナのギアス・無限新生。
死ぬことで6時間前に戻り、時をやり直すことができるという、チート級のギアスです。
劇中では「死に戻り」と呼ばれていましたね。
このギアスが最大限発揮されたのがシャムナVSルルーシュの最終決戦なんですが、ここがよくわからないことが多いんです。
大まかにわけて疑問は三つ。
①なぜルルーシュはシャムナのギアスを特定できたのか
②C.C.にはギアスが効かないとはどういうことなのか
③そもそもルルーシュはシャムナに一度も負けていないのではないか
これについて書いていきたいと思います。
疑問① なぜルルーシュはシャムナのギアスを特定できたのか
シャムナのギアス・無限新生ですが、まず自分はこれを「パラレルワールドを行き来する能力」だと解釈しています。
例えば劇中で最初にシャムナがギアスを使った場面。
彼女はルルーシュに攻め込まれ、対策しきれず勝てないと悟った。
だから死んで6時間前に戻った。
そして、ルルーシュ対策をしっかりして、再度ルルーシュに挑みました。
これは劇中で起きたことを文字化しただけなんですが、ではこの時何が起きているのか。
シャムナが最初いた世界をAとすると、彼女はAを見捨て、勝てる可能性のある別の世界・Bに逃げ込んでいるのです。
重要なのは、Aの世界をやり直しているわけではない、ということです。
シャムナの行動がまるっきり変わっているわけですから、それはもうAではなく、新しい世界Bです。
そしてこの世界はシャムナ以外の行動は一緒なので、Bの世界のルルーシュがいるわけです。
ここまでは良い。
問題はなぜ劇中のようにルルーシュがシャムナのギアスを絞り込んでいくことができたのか?ということです。
時間を繰り返している(ように見える)のはシャムナだけなので、シャムナがギアスを使うたび、ルルーシュの記憶はリセットされます(というか、シャムナが戦っているのは、毎回別の世界のルルーシュ)。
なので、ルルーシュがシャムナがギアスユーザーである、という仮説にたどり着いたとして、劇中のように「あと10個!」みたいにカウントダウン式で思考する理由がよくわからない。
まあでも、ここは演出が少々分かりづらかっただけなのかもしれません。
ああいう演出をされると、まるでシャムナと一緒にルルーシュも時間を繰り返しているように見えます。
が、本当は最終決着世界のルルーシュと、世界を行き来するシャムナを交互に描いているだけで、二人の時間軸(世界線)はまったく重なっておらず、演出でわかりやすくしているだけ、なのかもしれません。
(というかそうじゃないと説明がつかない)
さて、次回は②③の謎について考察します!