こんにちは!
今回は漫画「スラムダンク」のお話です。
今日、全31巻読み終わりました!!
めちゃくちゃおもしれえええええええええええ!!!!!!!!!!
さすがジャンプの黄金時代を作り上げた漫画の一つ、この一冊読みおわったらすぐ次が読みたくなる感じ。
没入感!
躍動感!!
疾走感!!!
特に最後の試合のラスト、無言が連続するところは漫画史に残るでしょうね。
しかもあれだけ人気があれば、まだまだ続けられるでしょうし、続けても読者もついてくるでしょうに、スパッとやめる潔ぎの良さ。
もちろん後世から見れば、これから井上先生は「バガボンド」「リアル」などのヒット作品を連発するわけですが、この時点では(連載を終了した時点では)次回作がこける可能性もあったわけで。
繰り返しになりますが、安パイであり、収入が保証されている、だらだら続けるという選択肢を選ばないのはすごいなあ、と。
またこのある意味消化不良とも解釈できるラストですが、自分はこれで良いと思います。
個人的には、桜木の成長って山王戦がピークだった気がするんですよね。
そこから先で成長させようとすると、もう超人になってしまう。
ジャンプという雑誌で停滞は許されないわけで、でも桜木が成長し続けるのにも無理があるわけで。
だからここで終わらせたというのは、桜木という男の、バスケットマンとして(ある意味)一番輝いていた時期の物語としては良い節目だったかな、と。
さらに、山王に勝っても、次であっさり負けるというのも「現実ってそんなもんだよな・・・」と妙にリアルだし(笑)
スパッと終わったからこそ、漫画史に残る傑作になったんだと思います。
めちゃくちゃ面白かったです!!