こんにちは!
今回は「電気グルーヴのSound & Recording」の感想です。
電気グルーヴのSound & Recording ~PRODUCTION INTERVIEWS 1992-2019
- 作者:
- 出版社/メーカー: リットーミュージック
- 発売日: 2020/02/14
- メディア: Kindle版
今年で結成31年目に突入した電気グルーヴの音楽制作インタビュー集。サウンド&レコーディング・マガジン(一部GROOVE)の過去記事+追加取材によって、彼らの主要オリジナル・アルバム/ミニ・アルバム15枚のプロダクション面をマニアックに掘り下げました。2019年11月時点の石野卓球・ピエール瀧の特別インタビューも収録するほか、久々に二人のフォト・セッションも実現。
※本書に掲載されているアルバム・ジャケットは手書き模写です。
Contents
◎サンレコと振り返るDiscography
◎『FLASH PAPA』......石野・新規インタビュー(2019年9月)
◎『UFO』......1992年1月号掲載
◎『KARATEKA』......1992年12月号掲載
◎『VITAMIN』......1994年1月号掲載
◎『DRAGON』......1995年1月号掲載
◎『ORANGE』......1996年4月号掲載/『GROOVE』1996年4月号掲載
◎『A』......1997年6月号掲載/『GROOVE』1997年5月号掲載
◎『VOXXX』......2000年3月号掲載
◎プライベート・スタジオMontag......1999年1月号掲載
◎『A』を振り返る......2006年4月号掲載
◎『J-POP』......2008年5月号掲載
◎『YELLOW』......2008年11月号掲載
◎『20』......石野・新規インタビュー(2019年9月)
◎『人間と動物』......2013年4月号掲載
◎『25』......石野・新規インタビュー(2019年9月)
◎『TROPICAL LOVE』......2017年4月号掲載
◎石野卓球Equipment History......2018年2月号掲載
◎『30』......2019年3月号掲載
◎電気グルーヴ特別インタビュー~30年の音楽活動を振り返って......石野&瀧・新規インタビュー(2019年11月)
ピエール瀧が逮捕されたのが、2019年の3月。
そっから「電気グルーヴ」ももう終わりか・・・と落ち込んだりそうでもなかったりしましたが(笑)、どうやら復活するようです。
.石野&瀧・新規インタビュー(2019年11月)
11月、ということはなんやかんやの騒動を経た後でしょうし、今回の表紙も騒動後に撮られたものでしょう。
思いのほか元気そうで安心しましたし、今回の新規インタビューでも二人のスタンスが変わっていないのに感動しましたね!
もちろん覚醒剤(だったか麻薬だったか)に手を染めたのは良くないし、そこはこれから時間をかけて克服する必要はありますが、それはそれ。
石野卓球一人になったらそれはただの「石野卓球ソロプロジェクト」ですし、砂原良徳×石野卓球だと音楽的には昔の電気グルーヴっぽくなるでしょう。
でもやはりピエール瀧がいないとなんかなあ。
しまりが悪いというかね(笑)
そういう意味で今回の復活決定(と考えていいと思う)は嬉しいですよ!!
今後のプロジェクトとしては「30」をリメイクして「31」の発売がまず一つ。
石野卓球の説明によれば、あの騒動で3カ月しか市場に出回らなかったレア品とのことで(笑)、再発売的な意味を込めて「31」としてやり直すそうです。
そしてもう一つは「メロン牧場」。
こちらも今企画が進行中だそうです。
今回のこの本しかり、メロン牧場しかり、「電気グルーヴ」は音楽畑の人から愛されているんですねえ。
こんな騒動起こしたグループ、もう無視したっていいわけじゃないですか。
でも帰ってきてわりとすぐこうやって色んな企画が進行する。
人徳なのか、実力なのか、それとも両方か。
とりあえず早く電気グルーヴの新曲が聞きたいものです。
以下、面白ポイントを箇条書きで。
・過去のインタビューのピエール瀧の出番の無さ(笑)
全然しゃべってねえなあ(笑)
まあ機材とか専門的な話は、あんまりわかんないんでしょうけどもね(笑)
・石野卓球がロバートダウニーJrに似てる
裏表紙とかすごい似ている。
気がする。
・顔でかフランケンパンチで即死
石野卓球の認識では「ピエール瀧=顔でかフランケンシュタイン」のようです(笑)