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松本大洋作「ピンポン」 感想

こんにちは!

 

今回は松本大洋作「ピンポン」の感想です。

 あらすじはこんな感じ↓

ペコスマイルは、片瀬高校卓球部に所属する幼馴染。ペコは卓球が強いが自分の才能に自惚れているところがあり、先輩に対しても挑発的である。スマイルは、決して笑わないことからペコが「スマイル」と渾名した。内気で無口だが卓球は強い。

2人は中国人留学生を迎えたと噂になっている辻堂学園高校卓球部の偵察に出かけ、留学生のチャイナと対面する。チャイナと試合をしたペコは1点も獲れずに敗北する。

そのころ片瀬高に、髪も眉毛も剃りあげたスキンヘッドの高校生がスマイルを偵察するため参上する。ドラゴンと呼ばれる海王学園高校卓球部の風間竜一である。片瀬高卓球部顧問の小泉丈(バタフライジョー)にドラゴンは、絶対にインターハイで優勝すると宣言する。

そしてインターハイが開幕した。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%83%B3_(%E6%BC%AB%E7%94%BB) 2019/9/29閲覧

自分はこのマンガを原作にした映画「ピンポン」が大好きなんです。

rimokongetao.hatenablog.com

 なのでどうしても、映画との比較で見てしまうんですが、その点で言うとストーリーは思ってたより映画通り、というか映画が原作通りってことですね(笑)

 

しかも最初から最後まで、多少の省略や変更はあるものの、映画も漫画も同じように話が進みます。

 

 

 

 

 

 

これにはびっくりしましたね。

だって原作は全5巻ですよ?

これを過不足なく、しかも原作未読者にもわかりやすく映像化するってスゴ!と思ったんです。

ピンポン

ピンポン

 

 

しかし、よく考えてみれば、この漫画はあんまり話がぎちぎちじゃないというか。

非常に贅沢な紙面の使い方をしているので、まあストーリーだけでいうと原作もの3巻分くらいの分量なのかな、と。

 

で、この松本大洋という作家は本当に独特というか。

昔はこういう絵が主流だったのかもしれませんが、今メジャー作品でここまで写実的で絵画的なものってそうそうないんじゃないかなあ。

 

 

TAIYOU: 自選画集 (原画集・イラストブック)

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正直、最初はけっこう読みづらかったのですが、慣れると全然気になりませんね。

むしろすごく没入感がある。

 

好き嫌いはあるかもしれませんが、お勧めです!