こんにちは!
今回は映画「ガンマー第3号 宇宙大作戦」の感想です。
あらすじ↓
地球への衝突コースをたどる質量600万トンの二等遊星が発見され、フローラと名づけられた。フローラを爆破するためにUNSC(国連宇宙センター)の宇宙ステーション・ガンマー3号から爆破隊が発進した。
フローラの爆破には成功したものの、基地に戻る宇宙船には謎の宇宙生命体が侵入していた。電気エネルギーを吸収して成長し、緑色の体液から増殖する怪物の群れに、密室と化したガンマー3号の乗組員たちはパニックに陥る。そんな中、フローラ爆破任務の指揮を執ったランキン中佐は、かつてコンビを組んでいたガンマー3号指揮官・エリオット少佐と共に、怪物の増殖を抑えるため決死の作戦を遂行する。
あの名匠・深作欣二が共同監督した特撮映画!
1968年公開です。
深作欣二×特撮と言えば「宇宙からのメッセージ」が連想されますが、こちらもなかなかの仕上がり。
「宇宙からのメッセージ」は、一言で言えば「和製スターウォーズ」といった趣で、特撮部分に関して色々と雑に感じる部分が少なからずありましたが(笑)、今回の特撮はなかなかの仕上がり!
具体的にいきましょう!
今回の見所は前半と後半でざっくり別れています。
前半の見所は地球外の惑星でのアメーバ?回収ミッション。
後半は宇宙船に侵入、巨大化した宇宙人とのバトル。
後半の等身大宇宙人に関しては、正直当時の東映クオリティだな、と。
それこそテレビヒーローの怪人レベルで、特撮としてそこまでのものではありません。
しかし、前半の回収ミッションはすごく良かった!
そもそもセットでの撮影ながら、宇宙感が良く出ていたし(しかもCGとかない時代ですからね?)、掘削用のマシーンとかの工業製品感も良かったなあ。
アメーバの未知のもの感というか、ヤバそう感も最高。
さらに全編にわたってのメカニックが最高なんです!
「サンダーバード」的なミニチュアで表現されているんですが、東映にしてはすごく丁寧に作られています。
古き良き特撮映画の感じがすごく出ている。
内容としてはエイリアンみたいな話ですが、オール外国人キャストというのが新鮮ですね。
60年代後半ですから、宇宙と言えば外国の技術ということだったんでしょうかね?
さあ、そんな古き良き特撮映画「ガンマー第3号 宇宙大作戦」。
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これは見るしかない!!!
是非!!!!↓
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