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愛すべき低予算映画! 「アダムチャップリン 最・強・復・讐・者」 感想

こんにちは!

 

今回は映画「アダムチャップリン 最・強・復・讐・者」の感想です。

 

アダム・チャップリン 最・強・復・讐・者 [Blu-ray]

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主演、脚本、監督 エマニュエル・デ・サンティ

 

あらすじはこんな感じ↓

 イタリアから逆輸入! ! 強靭な肉体から放たれる極限破壊奥義、ここに炸裂! ! ! !
『貴様はもう、死んでいる──! ! 』

■ブルーレイ限定の映像特典として、4種類のビハインド・シーンを収録! !

■アドレナリン、大爆発! 究極を超えた究極のバイオレンス・アクション、遂に日本上陸! !
悪魔の力を借り、超人的パワーを身につけ挑む、壮絶すぎる復讐戦!
──俺の前に立ちはだかる奴は、容赦しない! !

■本作で主演、脚本、監督を務めたエマニュエル・デ・サンティは語る。
「幼少期に親しんだ『北斗の拳』を始めとした日本の漫画やアニメを敬愛している」と。
そんな彼が弟と設立した映画制作会社「NECROSTORM」の処女作品。
彼らの編集スタイルは映画的というより劇画のコマ割りのようなスタイルであり、
威圧感や迫力のある表現テクニックと独特なスピード感はジャパニメーションを彷彿させる。
また徹底したスプラッター描写を確立するため、自らの手で合成血のりの開発を行うまでに至った。

■鑑賞上のご注意:本作は、超過激な暴力描写とスプラッターシーンが随所に散りばめられています。

【ストーリー】
最愛の妻を、その街を牛耳るボス:デニーに丸焼きにされた男:アダムは、悪魔の力を借りて身につけた超人的パワーを発揮し、壮絶な復讐戦に挑む。
しかしその復讐戦がハンパではなかった。
そのパワーでボスの手下である気狂い科学者や、ボスの支配下に置かれた武装警察部隊を、片っ端から文字通り殴り殺し、蹴り殺していく。
アダムは鋼のような肉体を有し、悪魔に憑かれ、白目を剥いた形相で、野獣のような雄叫びを上げ、その肉体を、その拳を、その蹴りを爆発させる。
それは筆舌し難い圧倒的破壊力。──アダムはデニーを倒し、この壮絶な復讐戦は終えることはできるのか?
そしてその果てには、一体何が待っているのか?

 

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よく出来ているか?と問われればそんなことはない。

一切ない。

b級どころか、C級映画でしょう。

 

面白いのか?と問われれば「・・・まあ俺は面白かったけどね」とお茶を濁すしかない。

 

おすすめか?と問われれば、「・・・人によるかな」と問われるだろう。

少なくとも、女性・子供・老人にはあまり勧められない。

 

でも「駄作か?」と問われれば力強くこう言おう。

「NO!]と。

 

「嫌いな映画か?」と問われれば断固としてこう言おう。

「NO!!!!!!」と。

 

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ということでこの映画はお世辞にもよく出来た映画とは言えません。

でも、愛すべき一本です。

 

映画好きの琴線に触れてくる映画です。

カメ止めです、ある意味。

 

なぜか?

それはこの映画から「俺はこれが作りたいんだ!」「こういうのが好きなんだ!!」「文句あっか!これが俺らの魂の映画じゃい!!」という気迫というか、本気を感じるからです。

 

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どれだけ予算が少なかろうと、キャストの演技がひどかろうと、特殊効果がチープだろうと、そこに映画に対する愛があれば、見れちゃうもんなんですよ。

そしてその作り手たちの愛と言うのは、画面を通して観客に伝わるものなんですよ!!

 

   

 

逆に言えば、どれだけの予算をかけ、どんなに素晴らしいキャストを集め、山ほど宣伝をして客が入ろうと、作り手が「適当に」「こんなもんでいいやという精神で」「なげやりに愛もなく」作った映画なんてねえ、クソなんですよ。

 

それに紹介文にもあるように「幼少期に親しんだ『北斗の拳』を始めとした日本の漫画やアニメを敬愛している」、ここも嬉しいじゃないですか。

ウォシャウスキ兄弟(今は姉妹)だってその精神で「マトリックス」作りましたからね。

 

「アタタタタタ」て北斗百裂拳のパチもんみたいのを出しますが、それもまた良し!!

 

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ストーリーが「???」だらけだけど、それもまた味わい!!

 

これこそ、愛すべき低予算映画なのです!!

 

まあ、おすすめはしませんが(笑)