こんにちは!
今回は「ハートキャッチプリキュア」を全話見たので、その感想です。
あらすじはこんな感じ↓
花咲つぼみは花や植物が大好きな中学2年生の女の子。ある日、つぼみは不思議な夢を見た。大きな木に咲く美しい花。だが、たちまち全ての花が落ちてしまう。そしてそこから妖精が飛び立っていく……。
それから数日後。明堂学園へ転校したつぼみの前に、なんと夢で見た妖精が現れた!
妖精はつぼみに、伝説の戦士プリキュアになって、“こころの大樹”を守って! みんなの“こころの花”を咲かせて!」と頼む。 自分にそんなことはムリと断るつぼみ。だが、突然謎の敵が襲ってきて、新しいクラスメート・来海えりかの“こころの花”を奪ってしまう。えりかの心を救うには、プリキュアになって戦うしかない!つぼみは勇気を出してプリキュアに変身する!
■解説
プリキュアシリーズ第7弾! 老若男女を問わない幅広い層から人気を獲得、紅白歌合戦にも出場を果たすなど一大ムーブメントを巻き起こした、シリーズ屈指の名作だ。主演は歌手としても大活躍を続ける水樹奈々。『おジャ魔女どれみ』シリーズなどを手がけた馬越嘉彦をキャラクターデザインに迎え、アニメの楽しさ満載の、いつまでも忘れられない物語が生み出された。
さあ、あなたも心の花を咲かせよう!
https://www.youtube.com/watch?v=UMsfHgquTA0 2020/2/18閲覧
その名の通り「人の心(=ハート)」に寄り添った一作だったと思いますね。
最初から最後まで、ずっと話の内容が高水準で、とても楽しく・よく出来た一作だったと思います。
また今作は上にも書いたように「人の心=ハート」がテーマのため、それぞれの心のありようがしっかりと描かれるのですが、これが全然手加減していない。
女児向けアニメだとしても、人の心にある良い部分と悪い部分、この両面をしっかり描いていくのが良いなあ、と思いました。
人の心の負の面をしっかりと描きながら、それでも前を向くというスタンス。
これがすごく励まされる。
人の心の中には悪の部分があるけど、それでも良くありたい!と願うプリキュアたちのけなげな姿には心を打たれます。
またキャラクターも良いんですよ。
引っ込み思案な主人公・つぼみ。
文武両道少女・いつき。
年上の先輩プリキュア・ゆり。
そして暗くなりがちな物語を陽な方向に引っ張ってくれる天真爛漫な少女・とにかく明るいえりか(笑)
この四人のコンビネーションも絶妙で良いんですよねえ。
そして「ダークプリキュア」。
闇落ちしたプリキュアであり、最後の最後まで悪であることを貫いた、珍しいプリキュアです。
そんな彼女が実は、キュアムーンライトの父親によって生み出された存在であるという皮肉・・・!
こういうドラマ性もまた良いんですよねえ。
なんだけれども「くらえ、この愛!」からの「無限顔」という、最後は楽しく締めくくってくれるところもまた、良い!!
プリキュアシリーズの中でも、かなり良い部類に入る気がする名作です。
機械があれば是非!!