こんにちは!
今回はタモリ: 芸能史上、永遠に謎の人物の感想です。
タモリ: 芸能史上、永遠に謎の人物 (文藝別冊/KAWADE夢ムック)
- 作者: 河出書房新社
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2014/01/18
- メディア: ムック
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生きながらにして偉大な伝説であるタモリの多様な魅力を70年代からの軌跡を検証しながらさぐる待ち望まれた一冊。古くからの友人たちの証言など多彩・豪華な決定版。
タモリさん、みんな知ってるけど、確かによくわからないかもしれない。
例えばタモリさんのプライベートってあんまり想像つかない。
家族の話とかも、あんまり聞いた覚えがない。
この本は、そんな意外に謎な人物・タモリさんを一冊丸ごと特集したものです。
コメディアン・ジャスマン・タレントなどのジャンルごとにわけて、タモリという人物を分析していきます。
まあでも、この本を読んでもタモリさんのことはよくわからないかな(笑)
ただタモリさんがオタクであること、ナンセンスのセンスを好むこと、そして非常にアナーキーな人であることは分かりましたね。
僕たちがテレビで見ているタモリさんはあくまでレベルを下げたもので、彼の本領は密室で発揮される、らしい(笑)
というか、テレビで見ている「タモリさん」というのは、「タモリというテレビタレントを演じている森田一義」でしかないのかもしれません。
だって投書についてこんな発言が出てくるんですもの。
わざわざ買ってきたハガキに文句をあれこれ書く熱心さと、ポストにまで足を運んで投函する面倒くささをあえて行う薄気味悪さを。
もしかすると諸々の欲求不安を20円のハガキにぶつけてるんじゃないの?
ね?
アナーキーでしょ?