こんにちは!
今回はアニメ「けいおん!」(一期)の感想です。
あらすじはこんな感じ↓
春、新入生がクラブを決めるころ。田井中律は幼馴染の秋山澪を連れて軽音部へ見学に行く。
しかし部員全員が卒業してしまった軽音部は、あらたに4人の部員が集まらないと廃部になってしまうという。
琴吹紬という仲間を加えて、最後の一人をさがしているころ、軽音部を「軽い音楽」と勘違いしていた楽器未経験者・平沢唯が部室にやってくる。
毎日部室に集まって、みんなでおかしを食べたり、おしゃべりしたり…けいおんを始めた女子高生たちの青春が今幕を開ける! ?
https://www.amazon.co.jp/dp/B078HW2RTR?tag=hatena-22&linkCode=osi&th=1&psc=1 2020/4/11閲覧
10年前、社会現象を引き起こしたアニメですね。
「軽音部」に所属するJKの平凡な 日常を描いたもので、このアニメはある意味「日常系」というジャンルの頂点のような作品ですね。
主人公の女の子たちは一応「バンドをやる」という目的のもとに集まったわけですが、そこでめちゃくちゃ努力をするわけでもなく、だらーっと仲よーく日常をすごすことが一番重要なわけで。
だから彼女たちの中に音楽の天才がいるわけじゃないし、有名プロデューサに発見されてメジャーデビューをするわけでもないし、そもそもメジャーデビューを目指して頑張っているわけでもない(一応夢は武道館!とは言っていますが・・・)。
彼女達はみんな凡人なんです。
「選ばれしもの」じゃない。
アニメって大抵は「選ばれしもの」(王の息子とか、科学者に才能を見出された人とか、何か突出した才能を持った人とか)が困難に立ち向かう様を描いてきたじゃないですか。
しかしこのアニメの中には「選ばれしもの」はいない。
でも、「選ばれしもの」じゃなくても日々楽しく生きていくことができるし、その生活の中にはこじんまりとした幸福に満ちている。
それが心地よいし、10年前ヒットした要因なんじゃないでしょうか。
だって、このアニメを見ている人はみんな「選ばれしもの」じゃないですからね(当然自分含め)。
「選ばれしもの」じゃなくても楽しく生きていける!
「選ばれしもの」じゃなくても輝ける!
そんな希望を与えてくれるアニメです!!