こんにちは!
今回は「ウルトラQ dark fantasy」 の感想です。
全26話の連続ドラマですが、オリジナルであるウルトラQ同様、各話の独立性が極めて高い、実質的にはオムニバスドラマシリーズ。
なので今回は、全26の話の中で特に良かった5本をピックアップしたいと思います。
・二話「らくがき」
謎の落書きに取り込まれた主婦のお話。
ノイローゼになった主婦の妄想かと思いきや、、、という展開がウルトラQ的な落とし所でナイス!
・三話「あなた誰ですか?」
これまたホラーな作品。
二転三転する展開にどうとでも解釈できそうなラスト。
これぞウルトラQ!
・十一話「トーテムの眼」
なんでも願いを叶えてくれるトーテム。
でもその代償は、、、というお話。
オーヘンリーをさらにブラックにしたようなオチも素敵です。
・十八話「うしろの正面」
サイコキラーのお話。
正直オチはわりとすぐわかりますが、終盤タイトルの意味がわかるところで、なるほどなあ、と。
・二十三話「右365度の世界
〜ALICE in the 365 degree world〜」
美しいお話でしたね。
物理とポエジーが融合した作品で、真面目で頭のいい秀才二人が通じ合う、二人だけの友情と、一人だけの世界という対比。
結末が安易ではなく、最後に硬派な決断をするのも良い。
・終わりに
自分のセレクションだとどうしてもホラーテイストな作品が多くなってしまいますが、コミカルな作品や怪獣ものまで色々面白い作品が盛りだくさんですので気になった方は是非!
おしまい!