こんにちは!
今回は南信長著「マンガの食卓」の感想です!
これは食事を扱った様々な漫画を紹介していくだけの本です。
ですが、それでもまだまだページは足りない印象。
非常に読みやすい文章ですし、幅広く色んなジャンルから漫画を取り上げているので「へ~、こんな漫画あるんだ!」とタメになります。
またお見せできないのが残念ですが、代表的なグルメ漫画を年代・ジャンルごとに区分けした年表は見ものです。
個人的に読むグルメ漫画もだいたい取り上げられてますし、網羅性もすごい。
よく読むグルメ漫画たちを本書でのジャンル分けと共にいくつか。
めしばな刑事タチバナ:語るだけ
美味しんぼ:うんちく×勝負
クッキングパパ:実用レシピ付き
「作る」より「食べる」6連発!
「おい!ピータン」
「酒のほそ道」
「 孤独のグルメ」
「目玉焼きの黄身、いつ潰す?」
「ワカコ酒」
きのう、何食べた?:男子厨房にはいる
公式ガイド&レシピ きのう何食べた? ~シロさんの簡単レシピ~
- 作者: 講談社
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2019/04/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
最後に個人的にうれしかったのが、土山しげる氏について結構触れてくれたこと。
彼は、グルメ漫画ばかりを描いている漫画家で、作品がよくコンビニコミックス化されることでも有名ですね。
そんな彼の代表作と言えば映画にもなった「極道めし」。
自分は彼の強引と言うか、視野狭窄な作風が結構好きで(笑)
わりと良く読むんですが、漫画を扱った書籍などでもあまり扱われることはないんですよね。
そんな彼を「B級グルメ漫画の帝王」と称した作者は分かってるなあ、と思いますね。
著者によれば「B級グルメ漫画ジャンルでは怖いものなし」の作家だそうです(笑)