こんにちは!
今回はコリン・アダムズ作「ゾンビ対数学」の感想です。
あらすじはこんな感じ↓
数学の知識なしでは生き残れない!
命がけで微積分が無理なく身につく、実用サバイバルホラー小説。
主人公クライグ・ウィリアムズ教授は、数学の授業中に、学生がゾンビ化して教室を襲うという事態に出くわす。
未知のウイルス感染により、キャンパス内で狂暴なゾンビと化す学生や教員たち。クライグたちは数学を駆使し、
あの手この手で生き残りを賭けるのだった。
巻末にすばやく微積分を復習できる便利な付録「エリーとコナーの微積分入門」もついて、
お得な1冊になっています。
【目次】
第1章 6時間後 ― 生ける屍の授業開始
第2章 7時間後 ― 生ける屍の鼠算
第3章 7時間30分後 ― 生ける屍のニュートン力学
第4章 7時間45分後 ― 生ける屍の速度ベクトル
第5章 8時間後 ― 生ける屍の輪舞曲(ロンド)
第6章 9時間後 ― 生ける屍の包囲網
第7章 10時間後 ― 生ける屍の脳内革命
第8章 18時間後 ― 生ける屍の冷たい方程式
第9章 24時間後 ― 生ける屍の大団円
付録A 詳細な議論
付録B エリーとコナーの微積分入門
これはある学校で起きたゾンビ襲来事件を、数学教授とその生徒たちが数学を武器にサバイブしていく物語です。
こういう「物語×勉強」というコンセプトで書かれた本、最近よく見るきがしますね。
でもね、こういう本てまず物語が面白くて、それを楽しんでるうちに知識が身についちゃった☆というのがベストな形ですよね。
でもこの本、もとの話がつまらないのか、それとも訳し方がわるいのか、それともどっちもか(笑)は知りませんが、くっそつまんない(笑)
ストーリーは陳腐だし、そもそも数学を使わなきゃいけない必然性もわからんし、中途半端。
まるでつまらない数学の授業を聞いているような、苦痛な時間でした・・。