こんにちは!
今回は映画「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」の感想です。
監督: 李闘士男
あらすじはこんな感じ↓
妻の謎の行動には、秘密があった。「YAHOO!知恵袋」伝説の投稿、実写映画化!
★「Yahoo!知恵袋」伝説の投稿がコミックエッセイ化され、遂に実写映画化! まさかの実話です。
★榮倉奈々×安田顕ほか、大谷亮平・野々すみ花などユニークで最高のキャスト陣が集結!
★一体なぜ!?妻は不思議な行動を繰り返すのか。夫婦の絆を描く笑って泣けるハートフル・コメディ!
★『神様はバリにいる』の監督:李闘士男、さらに主題歌は2018年7月に活動を「完結」させることを発表した
チャットモンチーが担当!
★ぴあ映画初日満足度ランキング1位を獲得! 劇場動員の好スタートにより、公開館数も拡大! 濃く深い人間
ドラマに絶賛の声多数!
「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」2010年、「Yahoo!知恵袋」に投稿された質問はたちまち話題を呼び、ボーカロイド曲に派生したのち翌年コミックエッセイ化。一大ブームを創り上げた伝説の投稿が、この度実写映画化! 妻のちえを演じるのは、榮倉奈々。劇中では、15パターンもの`死んだふり'を全身全霊で披露し、なんともキュートで愛おしく、ぶっ飛んでいそうで地に足のついた素敵な女性を演じる。夫のじゅんには、安田顕。夫の戸惑いや変化を丁寧に表現し、凸凹だけれど、ふたりでいるとしっくりくる……そんな愛らしい夫婦像を絶妙なコンビネーションで創り上げた。
さらに大谷亮平、野々すみ花などユニークで最高のキャスト陣が集結! 監督には、『神様はバリにいる』(14)などを手がけた李闘士男。脚本はドラマ「コウノドリ」シリーズなどで知られる坪田文が手がけ、原作の妻の性格や言葉を大事にしつつ、結婚3年目の夫婦が互いを見つめ直すという、オリジナリティ溢れるストーリーを作り上げた。さらに主題歌はチャットモンチーが担当! 2018年7月をもって活動を「完結」させるというチャットモンチーがエンディングテーマ曲「I Laugh You」が書き下ろしている。「なんで`死んだふり'なんてするの!?」。誰もが不思議に思うだろう入口からは予測できない味わい深いラストへとたどり着く、ちょっと変わった、だけど最高に愛おしい3年目の夫婦のラブストーリー。
ストーリー
サラリーマンのじゅんが仕事を終えて帰宅すると、玄関で妻のちえが口から血を流して倒れていた! 動転するじゅんだが、「ククク……」と笑うちえの傍らにはケチャップ。ちえは死んだふりをしていたのだ。それからというもの、家に帰ると必ず死んだふりをするようになった。ある時は、ワニに喰われ、ある時は銃で撃たれ、またある時は頭で矢が射抜かれ……次第にエスカレートしてゆく`死んだふり'。最初は呆れるじゅんだったが、何を聞いても「月が綺麗ですね」と笑うだけのちえにだんだん不安を覚え始める。寂しいだけなのか、何かのSOSのサインなのか――。ちえの謎の行動には、秘密があった。
タイトルは何やら不可思議ですが、物語自体は案外普通の愛妻家映画です。
やや愛情表現がトリッキーなだけで、ごくごく普通の夫婦のお話。
で、この映画で重要となる(というか、そこと榮倉奈々版ウルトラマンの可愛さくらいしか語ることはない笑)のは「結局なんで妻は死んだふりをしていたのか?」というお話です。
原作ではそこはあまりしっかり描かれていなかった(ような気がする)わけですが、可能性としては二つ考えられます。
一つは、安田顕(夫)が「愛している」と言ってくれなかったから。
これはあんまり根拠がありません。
一応、終盤の方で「月がきれいですね」「死んでもいい」という、どちらも「愛している」の意訳の話が出てきて、最後に夫が「愛している」ということで終わるので、そうかなあ??と(笑)
もう一つは、予行演習。
妻の母親は早くに亡くなっており、父親が長き悲しむさまを間近で見ていた彼女は、最も愛する人である夫が、自分が死んだときに悲しまないように(?)死を予行演習させていたのではないか、という説ですね。
妻はわりとトリッキーな人なので、自分も母親と同じく短命である、と思い込んでいる、とかそういうことなんじゃないでしょうかね。
PS
この記事がどこか投げやりなのは、この映画がそれほど面白くなかったからです。