こんにちは!
今回はドキュメンタリー映画「ATARI GAME OVER アタリ ゲームオーバー」の感想です。
あらすじはこんな感じ↓
都市伝説は本当だった?!
ニューメキシコ州「ATARIの墓場」から最悪のクソゲー『E.T.』の発掘に挑む!
[内容解説]
1980年代初頭、社会現象を巻き起こしたTVゲーム機ATARI 2600。その専用ソフトとして開発され、
1982年のクリスマスシーズンの最重要ソフトとして開発されたゲーム『E.T.』。
大ヒットしたスティーヴン・スピルバーグの映画とタイアップし、ゲームの歴史を変える作品となるはずだったが…
現在では、ゲーマーたちから史上最悪のクソゲーとして語られ、ATARI社を倒産に導いたソフトという不名誉な烙印を押されている。
そして、その『E.T.』の不良在庫が大量に、ニューメキシコのとある砂漠に埋められているという…。
その都市伝説を映画「アベンジャーズ」の脚本家としても知られるザック・ペンが、検証するために立ち上がった。
彼はカメラを片手に、ATARIの墓場の発掘に挑戦する者たちを追いかけ、
さらに1980年代のATARIゲーム開発にたずさわった人物やゲームクリエイターに取材を試みる。
そんな彼を待ち受けていたのは、天才プログラマーと呼ばれながら『E.T.』失敗の責任を感じ
ゲーム業界を去ったクリエイターなど、ATARIをめぐる人達の数奇な運命の数々だった…。
アメリカのベンチャー企業として史上最速のスピードで成長し崩壊したATARIとはなんだったのか?
そして伝説のゲームは発掘されるのか?
本作は、TVゲーム黎明期に社会現象となりつつも、突然消え去ったATARIの軌跡を、
史上最悪のクソゲー『E.T.』の発掘により(真面目に)掘り下げる、ゲームに対する愛に溢れたドキュメンタリー作品である。
本作の企画と監修には、ゲーム業界を代表するジャーナリストでありプロデューサーである
黒川塾主宰 黒川文雄氏によるLA現地取材ノーラン・ブッシュネル氏への単独インタビュー、
プロデューサーインタビュー、ゲームショップへの取材など、日本版ならではの貴重な特典映像も!
映画とのタイアップ、クリスマス商戦などの事情でたった5週間で製作されたクソゲー「E.T.」。
調子にのって数百万本出荷されたものの、その出来の粗雑さから評価は最悪。
大量の返品に困ったメーカー・アタリはE.T.を地中に埋葬。
この「E.T.」の大量返品に端を発した、ゲーム会社・アタリ、のみならずゲーム業界全体の不振を「アタリショック」と言います。
このドキュメンタリーでは、埋葬された「E.T.」を掘り起こす一方で、「E.T.」というゲームは本当に「史上最悪の駄作」なのか?「アタリショックはE.T.が本当の原因なのか?」を問い直していきます。
問い直すからには当然答えは「NO」なわけで、この映画の結論としては「アタリショックはアタリが調子に乗りすぎていたから起きたこと」とされています。
また「E.T.はさしてクソゲーではなく、もっとつまらないゲームはいっぱいある」と。
まあ実際にプレーしたことがないのでこの結論には何とも言えませんが、少なくとも一本のゲームから一本映画を作れるのはすごいことだと思いました(小並感)。
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