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【Amazon.co.jp限定】調べる相対性理論(数量限定FACETASMコラボTシャツA付き特別盤)(相対性理論 限定缶バッジ(TYPE-A)付)
- アーティスト:相対性理論
- 発売日: 2019/07/24
- メディア: CD
待望の本ライブ盤には、武道館公演『八角形』以降の「いつか・どこか」の時空から厳選を重ねた10曲を収録。
相対性理論:やくしまるえつこ(Vo, dimtakt, Gt & etc.)、永井聖一(Gt)、吉田匡(Ba)、山口元輝(Dr)
フィッシュマンズでも名高いzAkが長年に渡りライブPAを担当。ライブREC&MIXを盟友・米津裕二郎。
相対性理論
音楽、アート、テクノロジー、文筆など多才な活躍を続けるアーティスト兼プロデューサー・やくしまるえつこが主宰する「相対性理論」。一貫してインディペンデントで在り続け、最新オリジナルアルバム「天声ジングル」には坂本龍一、ジェフ・ミルズ、黒沢清、ペンギンカフェら国内外のアーティストが賛辞を贈る。レコード会社にもプロダクションにも所属しないアーティストとして初となる武道館公演『八角形』を成功させ、ポップミュージシャンとして前代未聞のYCAMや国立科学博物館での企画展・ライブも開催。「ひとつの高みに達しようとしている。現在の相対性理論の演奏の場には特異なものがある 」と賞される相対性理論、日本武道館公演『八角形』以降のライブを収録した初のライブ盤「調べる相対性理論」
https://www.amazon.co.jp/dp/B07R9MJ5XT?tag=hatena-22&linkCode=osi&th=1&psc=1 2020/9/16閲覧
先日YOUTUBEにて全10曲フルが公開されたライブ盤。
ある意味では相対性理論のベスト盤、ということもできますが、「ベスト盤を作るとしてもこれは入ってこないだろうなあ・・・」という曲も入っており、曲のチョイスだけでみればなんとも位置づけの難しい一作ですね。
ただ、全曲ライブバージョンのアレンジがなされており、よく知っているはずの曲、何度も聴いた曲でもまるで新曲と感じるような新鮮さがありました。
1. ウルトラソーダ
冒頭の、まるで本アルバムの開幕をつげるようなアレンジがまず良い!
オリジナルの1.5倍のボリュームになっており、聞きごたえも抜群。
オリジナルはわりとふわっとした曲と言う印象でしたが、意外や意外でギターとすごく合う。
これは新発見です。
2. キッズ・ノーリターン
もし自分が相対性理論のアルバムのセットリストを作る権利を得た場合、おそらくチョイスには入ってこないであろう一本。
要するに意外なチョイスだった、ということです(笑)
3. ミス・パラレルワールド
アルバム「シンクロニシティ―ン」よりのセレクション。
まあこれは妥当、といったところでしょうか。
個人的にははじめて聞いた相対性理論の曲であり、なかなか思い入れがありますね。
4. 弁天様はスピリチュア
今回のアルバムで再発見した曲の一つですね。
相対性理論のアルバムの中でも本作が収録されている「天声ジングル」はよく聞くアルバムなのですが、真ん中らへんの曲はあまり聞かないんですよね。
最初と最後の方は聞くんですけども(笑)
なので今回久々に聴いて、良い歌じゃん!と再発見しました。
5. ペペロンチーノ・キャンディ
こちらもアルバム「シンクロニシティーン」より。
基本的に「調べる」は「天声」からのセレクションが多く、全10曲中、「天声」から4曲、「シンクロ」から2曲、「TOWN」「シフォン」から1曲ずつ、その他2曲という構成。
なぜか「ハイファイ新書」からは一曲も入っていないのです。
もちろん「ぺペロン」もいい曲ですが、個人的には「ハイファイ」から「テレ東」か「品川ナンバー」を・・・と思ってしまいます。
6. LOVEずっきゅん
相対性理論のデビュー曲と言ってもいい作品。
声の調子は若干変わった気はしますが、歌い方がぜんぜん変わっていなくて安心です(笑)
7. 天地創造SOS
相対性理論の曲の中でもかなり上位にくるレベルで好きなので、収録がうれしい一曲。
基本いつも「ケルベロス」とセットで聞くので、この曲を聴くと「ケルベロス」が恋しくなります。
8. NEO-FUTURE
相対性理論としては最新曲。
アルバムに収録されたのは(おそらく)初めて。
それゆえかアレンジも抑え目だった気がします。
9. わたしは人類
元は相対性理論のボーカル・やくしまるえつこ名義で発表されたこの曲。
彼女自身もこの曲を相当気に入っているのか、様々なバージョンでアレンジされています。
それが今回、「相対性理論の曲として演奏されたバージョン」として収録。
これが良い感じに「相対性理論の曲」になっているんですよねえ。
やくしまるえつこ版と聞き比べてみると面白いと思います。
10. FLASHBACK
最後にこれをもってくるかー、という感じ。
いやまあ元の「天声」でも〆の曲でしたけどもね。
後半にかけての盛り上がりがすごいです。
・まとめ
前述したように既存の曲がまるで新曲かのような新鮮さを持って聞ける、素晴らしいライブ盤でした。
ある意味入門編としてもおすすめなので、相対性理論に興味を持った方は是非聞いてみて下さい!
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