こんにちは!
今回は映画「残念なアイドルはゾンビメイクがよく似合う」の感想です。
ちょっとカメ止めっぽさがあって面白かったですね。
キャラクター造形なんかは、かなりカメ止め臭がしました(笑)
監督が気弱とか、美術の人はぶっきらぼうとか。
低予算のゾンビ映画の撮影現場が舞台。
ただ、今作の主役はメイクさん。
シチュエーションはメイクルークのみ!
この思い切りの良さが素晴らしい!
おそらくこの映画内映画で描かれる現場と同様、この映画の現場自体もお金はないのでしょう(笑)
だからシチュエーションを限った。
でも、その制約こそが、作品を面白くするのです。
いいじゃないですか。
創意工夫こそが、映画を作る最大の面白さですから。
また、知っている役者はほとんど出てきませんが、低予算っぽいわりには登場人物が多いのも見ごたえがあって良い。
登場人物達が大勢でいるときとは違う、本当の自分、内面をメイクさんだけに吐露するのもリアルでいいな、と。
意外とこういう時、ポロッと本音が漏れてしまったりするもんですよね。
だからこそ、メイクさんは芸能人の秘密とかを握ってたりするわけで(笑)
またリアルという観点で言うと、撮影現場のバタバタっぷりも面白かった。
まあ、こんなもんすよね(笑)
特に低予算で人がいないとねえ。
ということで、決してめちゃくちゃ面白い!大傑作!というわけではありませんが、意外な拾いものというか、そこまで期待値を上げて見ると、「わりと面白いじゃん」と思える一本でした。
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