こんにちは!仮面ライダー好きの下駄夫です。
今日はトクサツガガガなどを見て、「私も特撮見始めようかなあ・・・」と思い始めている方に、下駄夫なりの特撮を楽しむコツを伝授したいと思います。
個人的に特撮って、楽しむのにある程度コツがいるというか。
ある意味「シラフ」で見ても楽しめないところがあると思うんです(笑)
なので特撮の世界に入り込むためのコツ、仮面ライダー編を3つ考えてみました!
・大目に見よう!
特撮作品は、普通のドラマと違い、ありえない・この世では起こりえないことを表現しようとするものです。ただ作品にかけられる時間・予算は限られています。毎週製作しなかればいけませんからね。
なので勘違いしてはいけないのは、「ハリウッドなどの潤沢な予算で作られたものとは、まったく別のものである」ということ。
同じ映像作品だからといって同列に並べてはいけません。
なにが言いたいかというと、「あら探しはしないようにしましょう!」ってことですね 例えば崩れかけたビルの破片が発砲スチロールにしか見えなくても、戦ってる途中に急に場所を移動しても、ベルトの音声が不必要なぐらいやかましくても、大目に見ましょう!
色んな事情があるんです!(笑) しょうがないこともあるんです!(笑)
あらを探すよりも、良いところをみつけましょう!
設定はありのまま受け入れよう!
仮面ライダーの設定は、ぶっとんだものが多いです。リアリティというものを過剰に求めてはいけません。仮面ライダークウガというリアリティにこだわりにこだわった作品もありますが、近年はリアリティよりも外連味がある作品が多いのです。
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そもそもそのクウガにしても、人間が変身して超人的なパワー・運動能力を得て怪人と戦う、というそもそもの設定はやはりリアルとは言えません。いくら理屈をつけたところで、フィクションであることには変わりありません。
そこを「リアルじゃない・ありえない・所詮絵空事」といってバカにするのではなく、「そういうものなんだ」と受け入れ、そこは割り切っていきましょう!
例えば、鏡の世界が存在する(龍騎)、時間を移動する(電王、ジオウ)、パラレルワールドの仮面ライダーが出てくる(ディケイド)、部室が宇宙とつながっている(フォーゼ)、主人公が何度も死ぬ(ゴースト)などなど個性的な作品が多いです。
ですがどれも「そういうものだ!」と受け入れてしまえばきちんと楽しめます!ご安心ください!
デザイン・コンセプトで食わず嫌いしない!
仮面ライダーシリーズは今や特撮ヒーロー界のメインストリームとなった感がありますが、実は何十年と続く特撮ヒーロー作品のなかでは異色なシリーズでもあるんです。
その異色さのひとつはデザイン・コンセプトが毎年大きく変わる、ということ。
皆さんも毎年新しいライダーが発表されるたびに「今年クソダサいな」「今年こそライダーオワッタ」「ライダーやらかしたなwww」などの反応を見たことあるのではないでしょうか?
平成仮面シリーズというのは毎年それを繰り返し、物議を醸すものなんです(笑)
デザイン・コンセプトが毎回斜め上なんですよね。
例えばデザインで言えば、複眼がない(龍騎)、筋肉ムキムキ男(響鬼)、モモが割れて目になっている(電王)、頭にバーコードがぶっ刺さっている(ディケイド)、体がセパレートする(W)、イカか座薬と言われ続ける(フォーゼ)、ギザギザヘッド&でっかい目(エグゼイド)、顔にライダーと書いてある(ジオウ)などですね(笑)
またコンセプトだと、仮面ライダーが最後の一人になるまで殺しあう(龍騎)、ライダーだけど電車にのる(電王)、歴代ライダーに別人が変身する(ディケイド)、リーゼント高校生が変身する(フォーゼ)、魔法使いが仮面ライダー(ウィザード)、フルーツ鎧武者(ガイム)、ライダーだけど車に乗る(ドライブ)などなど。
こんな感じでいままでの作風とは別のものに果敢に挑戦しつづけるのが平成仮面ライダー。だからこそ攻めたコンセプト・デザインになるわけですね。
ただ特撮界には「動けばかっこいい」「慣れればかっこいい」という言葉があります。
たとえネタバレ画像や雑誌の画像が「うーん・・・」なデザインでも、アクターが入り戦えばかっこよく見える、三週間ぐらいみてたら慣れればかっこよく見えるという意味ですね(笑)
これは平成仮面ライダーの本質を良く表していますね(笑)
「ええ?これ?」と食わず嫌いせずに、まずは見てみましょう!
3箇条はこんな感じです! 気になった方是非仮面ライダーを見てみましょう!