こんにちは!
今回は映画監督・松江哲明著「童貞の教室」の感想です。
彼は、「童貞。をプロデュース」と言う作品を監督した「童貞」とは縁の深い監督。
そんな彼がこんなタイトルで本を書くからには・・・と期待していたんですが、結論からいうとちょっと残念でしたね。
なんていうか、焦点がぶれている。
童貞という視点で一応統一されてはいるものの、結局彼の半生のお話なんですよね。
在日韓国人だったとか、キムチを食べれない、とかは「へぇ~」って感じだったんですが、別に興味ない。
要するにタイトル負けしているんですよねえ・・・。
14歳に向けての本なのでしょうがないかもしれませんが、もう少し踏み込んでほしかった。
「童貞のくせに、いうことは一丁前」
まあでも、こういうルサンチマンに満ちた被害妄想は面白かったかな(笑)
童貞の時ってなぜか童貞であることを自分の世界観の中心に置きがちですよね(笑)