こんにちは!
今回は小野一光著「人殺しの論理 凶悪殺人犯へのインタビュー」の感想です。
焦点がぼやけてるなあ・・・。
殺人犯たちの異常な証言を紹介したいのか、それとも彼らに取り入る取材テクニック本なのか、それとも「こんなスクープ取りましてん」という自慢本なのか。
どれでもいいから焦点を絞ってほしかったという印象が強いですね。
本自体は面白いし「AV女優とシャブセックスした人殺しの自伝」とか「情夫殺しのババアに恋文を送られる」とか個々のエピソードは確かに面白いし、読んでいる間は楽しいけど、じゃあ読み終わった後に何か残るの?というと残念ながらそんなことはない。
うーん、なんとも惜しい、ですね。