特撮は大人の嗜みです。

特撮やアニメなどの子供向け作品は大人が見てこそ面白い!  総アクセス80万突破しました!

映画ジョーカー比較論 ジャックニコルソン ヒースレジャー ジャレッドレト ホアキンフェニックス

こんにちは!

 

今回は「バットマン」の永遠の敵・「ジョーカー」(映画版)について語りたいと思います。

主に語りたいのは「笑顔」と「狂気」について。

 

・ジャックニコルソン版ジョーカー(「バットマン」)

まずはなんといってもジャックニコルソン。

 

彼が演じたジョーカーがルックスとしては一番強烈かもしれないですね。

彼の「笑顔」は、死を前にした極限体験を潜り抜け、「もう笑うしかねえ」という開き直りの笑いというか、たどり着いてしまった純粋な「狂気」由来の「笑顔」という気がする。

 

・ヒースレジャー版ジョーカー(「ダークナイト」)

ヒース・レジャーの恋のからさわぎ [DVD]

ヒース・レジャーの恋のからさわぎ [DVD]

 

 今回取り上げる四人のジョーカーの中で、一番知能指数が高いのがこのジョーカー(な気がする笑)。

彼の「狂気」は、異常に頭の良いやつが哲学とか政治とか善悪とか、そういった概念的思考を突き詰めていった結果たどり着いたもの、という気がしますね。

考えて考えて考えた結果、悪事に手を染めた感じと言うか、あえて選び取った感がある。

だから彼の笑顔は「ポーズ」なんじゃないでしょうか。

本当はずっと無表情、そんな感じ。

 

・ジャレッドレト版ジョーカー(「スーサイドスクワッド」)

ヒース版とは対象的なのがこちら(笑)

ヒース版が「哲学者」だとするなら、こちらは「ヤンキー」。

 彼の狂気は「薬のやりすぎで頭クルクルパーになっちゃいました!」タイプというか、「ぶっ壊れてる」系。

その「笑顔」も「ナチュラルハイでニコニコしてます」みたいな(笑)

 

「スーサイドスクワッド」は非常に残念な映画でしたが、「笑顔のまま人を殴り続けて半殺しにしそう」なジョーカーのヤバさはうまく表現できていたと思います。

 

ホアキンフェニックス版ジョーカー(「ジョーカー」)