こんにちは!
今回は斎藤 環他著「ポップスで精神医学 大衆音楽を“診る"ための18の断章」の感想です。
天才バカボンで発達障害?
神聖かまってちゃんでいじめPTSD?
クレイジーケンバンドで自殺予防?
――人気精神科医たちがポップス=大衆音楽をモチーフに精神疾患や心模様を縦横無尽に語り倒す!
病名、障害名でリストアップすると、発達障害、摂食障害、性同一性障害、解離性障害、
PTSD、薬物依存、うつ病、アルコール依存、ADHD(注意欠如多動性障害)、統合失調症、
強迫性障害など。それ以外にも注目すべき精神医学のテーマとして、中心気質、
自殺防止、トラウマ、対象喪失など。番外には、「無敵の人」の犯罪、マザコン、
ストーカーなどもある。
また、一部の書き手が取り上げた音楽家についての詳細な記述と分析は、
読者の病跡学的関心をも満たしてくれるだろう。忌野清志郎、岡村靖幸、小室哲哉、
北山修といった対象は、彼らが「大衆」に近いところにいるぶん、歴史上の天才、偉人に
比べ、はるかに身近に感じられるはずだ。
どういう本かは上の公式の文章をお読み下さい、うまく説明できないので(笑)
好きな曲がある人は読んでみたら面白いかもしれませんよ、「この曲はこう読み解くこともできるのか!」みたいな観点で。
この本が良いのはクラシックとか、オペラとかそういう気取ったというか、高尚な音楽じゃなくて、本当に普通の人が聞く、ふつうの音楽に着目している所。
なのでだいたいは「あー、名前は知ってる」とか「聞いたことある!」という曲。
マイケル・ジャクソンと神秘のカバラ キング・オブ・ポップ 精神世界探求の軌跡
- 作者: サッチー亀井
- 出版社/メーカー: ヒカルランド
- 発売日: 2019/09/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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だから、身近な感じがして良いんですよね。
・・・。
それくらいしか書くことがないのでここで失礼します。