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立川談志という粋な男 立川談春著「赤めだか」 感想

こんにちは!

 

今回は立川談春著「赤めだか」の感想です。

 

赤めだか

赤めだか

  • 作者:立川 談春
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2008/04/11
  • メディア: ハードカバー
 

 

二宮和也ビートたけし出演! のテレビドラマ(TBS系)原作!
笑って泣いて胸に沁みる、破天荒な名エッセイ、待望の文庫化!
~談春さんは 談志さんが残した最高傑作~
――ビートたけし

17歳で天才落語家・立川談志に入門。
両親の反対により新聞配達をしながら、「上の者が白いと云えば黒いもんでも白い」世界での落語家前座修業が始まる。
三日遅れの弟弟子は半年で廃業。なぜか築地市場で修業を命じられ、一門の新年会では兄弟子たちがトランプ博打を開帳し、談志のお供でハワイに行けばオネーサンに追いかけ られる……。
様々なドタバタ、試練を乗り越え、談春は仲間とともに二ツ目昇進を目指す!

テレビドラマ『下町ロケット』(TBS系)などで俳優としても活躍、「今、最もチケットの取れない落語家」の異名を持つ立川談春のオリジンがここに!


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談志が死んだ (新潮文庫)

談志が死んだ (新潮文庫)

  • 作者:立川 談四楼
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2015/10/28
  • メディア: 文庫
 

 

落語家さんの書く本て読みやすい本が多い(気がする)のですが、この本もそのご多分にもれず、非常に読みやすいです!

 

さらさらさらっと、一気呵成に読んでしまいました。

内容としては、立川流での若干(いやかなり)理不尽な日々を、落語家らしいユーモアに満ちた文体で書いたもので、非常に面白い!

 

   

 

今や「下町ロケット」などでの役者業でも有名な立川談春さんですが(なお、最近コメンテーターとして人気なのは、立川志らくで、同じ立川一門、談春の弟弟子です。勘違いなきよう笑)、この本からは彼の落語家としての矜持を感じますね。

 

 

 

また立川談志という人は、粋な人であり、すごい人だったんだなあ、と。

あれだけ厳しい修行を課しても、それでも弟子に愛され、尊敬される。

 

そんな談志のすごさを感じさせる一冊でした。