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北斗の拳の前日譚 原哲夫・武論尊作「蒼天の拳」が面白すぎる!

こんにちは!

 

今回は原哲夫武論尊作「蒼天の拳」のお話です。

 

 

あらすじ↓

魔都上海で閻王と恐れられたひとりの拳法家がいた。彼は義と友を重んじる上海裏社会の組織“青幇”のため、敵対する“紅華会”の幹部を皆殺し、姿を消した。それから数年。清朝最後の皇帝・愛新覚羅溥儀は閻王を見つけ出し、禁衛隊に加えるため日本に向かっていた。その船には閻王を知る男、元青幇の李永健も毒見役として乗船していた。日本に着いた李は冴えない教師、霞拳志郎に出会う。そう拳志郎こそがかつて閻王と呼ばれた男であり、第62代北斗神拳伝承者だったのだ。李との再会を喜ぶ拳志郎だったが李のもたらした報せは衝撃的なものだった。上海で紅華会が力を盛り返し、青幇の幹部が皆殺しにされたというのだ。その中には拳志郎の親友、潘光琳そして彼の妹であり拳志郎が愛した玉玲もいた。拳志郎は亡き友、恋人のため再び地獄と化した魔都上海に戻ることを決意する。そこに運命と言える出会いや宿命の戦いが待ち受けていることを拳志郎は知る由もない。

 

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蒼天の拳

北斗の拳の前日譚でありながら、リメイクあるいはリブート的な意味合いもある作品ですね。

核戦争になる前、世界がヒャッハーなことになる前、第二次世界大戦終結前のアジアが舞台です。

これがまあ、面白い。

話が面白いのももちろんですが、何よりも笑える!

 

あの極太、強筆圧、男臭さマックスの絵で描かれるギャグのシュールさ!(笑)

例えばおっさんが実はハゲでカツラ、風でカツラが飛ばされて・・・みたいなあまりにも使い古されたギャグも、あの筆力で描かれると妙に面白い。

なんというか、シュールすぎる!(笑)

このシュールさを果たして両先生は自覚してやっているのか、それとも無自覚に「魁!クロマティ高校」みたいになっちゃってるのか。

本家がこういう作品を描いているから、「北斗の拳 イチゴ味」みたいな作品も生まれる土壌があるわけですね、

 

ちなみにウィキペディアによれば、この蒼天の拳は「北斗神拳」サーガのエピソード3にあたる物語だそうで。

北斗の拳はエピソード4)

エピソード4が最初に描かれるという、まるでスターウォーズのような話ですが、エピソード1,2が描かれる日は来るのでしょうか。

 

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