特撮は大人の嗜みです。

特撮やアニメなどの子供向け作品は大人が見てこそ面白い!  総アクセス80万突破しました!

平成最後(?)の爆笑ニュース!  アメリカ大統領VS座布団&あぐら!(笑)

こんにちは!

 

今回は自分が思わず笑ってしまったニュースのお話です。

 

 

2019年5月、トランプ米大統領が来日して、相撲を見るそうです。

 

これだけだとへー・・・って感じなんですが、面白いのはここから!

 

その中で、重要な論点が二つあるそうで。

 

・一つ
トランプに飛んできた座布団が当たるのでは?

 

・二つ
トランプはあぐらをかけるのか?

 

二つまとめて一言良いっすか?

 

知るか!(笑)

 

これ、めっちゃ真面目なトーンで「すわ一大事!」みたいな感じで、テレビ番組で扱われてました。

 

なんですかね、滑稽

 

座布団があたるぅ???

当たったって「いたっ」くらいだろ、ほっとけ!(笑)

 

 

トランプはあぐらをかけるのかあぁ?

そんなの、かけなかった時のために予備で椅子用意しときゃいいだけじゃねえか!(笑)

 

 

山善(YAMAZEN) あぐら座椅子 AGR-45(DBR)

山善(YAMAZEN) あぐら座椅子 AGR-45(DBR)

 

 

そんなことがトップニュースになる日本。
 
案外平和っすなあ・・・。

 

いや、いいことっすよ?(笑)

山本譲二著「累犯障害者 獄の中の不条理」 感想

こんにちは!

 

今回は山本譲二著「累犯障害者 獄の中の不条理」の感想です!

 

累犯障害者 (新潮文庫)

累犯障害者 (新潮文庫)

 

 

非常に壮絶な本でした。

 

まず冒頭。

知的障がい者のある男性が何度も軽犯罪を犯して刑務所に入る。

 

なぜか?と聞けば、彼は言う。

「刑務所の方がいい。外は怖い。」

 

これが今、福祉を受けられない知的障がい者の正直な心、なのかもしれません。

そう思うと、心が重くなります。

 

またこういう人もいます。

僕たち障害者は生まれた時から罰を受けているようなもんなんだよ。

だから罰を受ける場所はどこだっていいんだ。

どうせ 帰る場所もないし・・・。

また刑務所の中で過ごしたっていいや。

 

山本譲二 「累犯障害者」 p10 新潮社

 

悲しすぎる。

こんな風に思いながら生きているなんて、あまりにも切なすぎるでしょう。

 

しかし、この本はそんなやるせなさに満ちています。

 

各章のタイトルをまずご覧ください。

 

序章 安住の地は刑務所だった―下関駅放火事件

 

第1章 レッサーパンダ帽の男―浅草・女子短大生刺殺事件

 

 

レッサーパンダ の ロールペーパーホルダー ME175

レッサーパンダ の ロールペーパーホルダー ME175

 

 

第2章 障害者を食い物にする人々―宇都宮・誤認逮捕事件

 

第3章 生きがいはセックス―売春する知的障害女性たち

 

rimokongetao.hatenablog.com

 

第4章 閉鎖社会の犯罪―浜松・ろうあ者不倫殺人事件

 

第5章 ろうあ者暴力団―「仲間」を狙いうちする障害者たち

 

終章 行き着く先はどこに―福祉・刑務所・裁判所の問題点

 

タイトルだけ見てもお分かりいただけるでしょう。

この本で語られているあなたの住む日本の暗部で起きていることの壮絶さが。

 

まずは読んでみて下さい。

そうすれば、あなたの中の何かが変わることを保障します。

 

ひとつだけ先に言ってしまうと、

知的障がい者の方が犯罪を犯してしまう半分以上の理由は、社会のせいだ

ということがこの本を読むとわかります。

 

社会が彼ら・彼女らを犯罪をしないと生きていけなくさせている。

社会が彼ら・彼女らを犯罪にかきたてている。

 

そういうことが理解できるはずです。

 

この本を読んだことで自分は、とても社会の見方が変わりました。

 

そこから得た知見については、別の記事で書きたいと思います。

 

それくらいのインパクトのある本です。

必読。

さぁ来やがれ! 「ゲゲゲの鬼太郎」EDテーマ go!go!vanillas 「No.999」 が素晴らしい!

こんにちは!

 

皆さんは現在フジテレビで日曜9時から放送している「ゲゲゲの鬼太郎」ご覧になってますか?

 

 

自分はこの記事↓でも書いたんですが、仮面ライダーとモロ被りしているので(笑)、録画で見ています。

 

rimokongetao.hatenablog.com

 

 

で、最近録画を消化しているんですが、相変わらずめちゃくちゃ面白い!

 

物語もいよいよ佳境!

 

なんですが、それはまた今度ということで(笑)

 

で、今回はEDテーマのお話です。

 

最新の放送回だともう変わっているかもしれませんが、go!go!vanillas 「No.999」という曲がすごく良い!

 

まずは聞いてみて下さい!↓

 

youtu.be

 

すごくテンポが良くて、同時に口ずさみたくなるような曲ですよね。

 

 また、あまり聞き取れなかったかもしれませんが、歌詞もすごく良い!

 

今の世相を軽やかに皮肉るというか。

 

例えば

暴け全部偽りダッサ 牙向けんなら死ぬまで噛めよ

「語るよりやれロックンロールスター」

No.999 (完全限定生産盤)

No.999 (完全限定生産盤)

 

「今流行のちょっと貸しては

イケテナイ イケテナイ イケテナイよ」 

 

「強要まじりにいいねしては

良くない 良くない」

 

などなど。

 

 本当に一度聞いてみて下さい!

 

ゲゲゲの鬼太郎も大人が見ても面白いものになっているので、こちらも是非!

 

このブログの名前「リモコン下駄夫のインドア大全」にも重大な影響を与えた作品ですからね(笑)

 

rimokongetao.hatenablog.com

 

一族に代々受け継がれてきたピアノ! さようなら!ありがとう! おもちゃたち! ハローキティー ドレミファおぼえちゃおう ピアノ 動画付き!

こんにちは!

 

今回お別れする(手放す)玩具は、「ハローキティー ドレミファおぼえちゃおう ピアノ」です。

正式名称は不明なので、詳しい方いたら教えて下さい(笑)

 

 

これは我が一族に代々受け継がれてきたピアノ(笑)なんですが、さすがにボロくなったので手放すことにしました。

 

いつでたおもちゃか?とかも不明なんですよね・・・。

だから今のキティとちょっと声が違うような?

 

音声劣化してるだけ?(笑)

 

動画はこちら↓

youtu.be

 

それでは、さようなら!今までありがとう!ハローキティー ドレミファおぼえちゃおう ピアノ!!

超不愉快注意! 養父が知的障がい者の娘を友人と・・・ まさに鬼畜の所業 (FROM「累犯障害者 獄の中の不条理」)

こんにちは

 

今回は山本譲二著「累犯障害者 獄の中の不条理」の中で暴かれた、あまりにもひどい行為のお話です。

 

累犯障害者 (新潮文庫)

累犯障害者 (新潮文庫)

 

 

それは第三章「知的障がい者と売春」についての中で出ていました。

 

これは本当に気分が悪くなるというか、いわゆる胸糞が悪い話なので、そういうの苦手、と言う方はここで読むのも読めた方が賢明かもしれません。

 

 

 

 

よろしいでしょうか?

 

まずは該当部分を引用したいと思います。

離婚の原因となる出来事を聞いた私は、背筋が寒くなった。

「あの男がやったことを知ってもう我慢できなくなった・・・」

 

娘の養父であるはずのその男は、タエ子(注・妻)さんの留守を見計らい、友人達を連れてきては娘を輪姦させていたという。

見るからに重度の知的な障害者である彼女を、である。

にわかには信じがたい。

誰が同行している 小野さん(注・ケースワーカー)もそれは事実です、と言う。

 

累犯障害者 獄の中の不条理 山本譲二 新潮社 p117

 

 どうですか?

 

人間のすることは思えない、まさに鬼畜の所業

あまりにもひどい

AVのようなはなしですが、これは現実に起こったこと・・・。

 

こういう話を読むと、人を信じられなくなってしまいますよね・・・。

 

チョコ棒って本当に良いですね! ゲームブック風に記事書いてみた!シリーズその1

こんにちは!

 

今回は、ゲームブック風に記事書いてみました!

 

絶対に読みたいゲームブック40選 (幻想迷宮ゲームブック)

絶対に読みたいゲームブック40選 (幻想迷宮ゲームブック)

 

 

0

皆さん、駄菓子はお好きですか?

 

好き→1へ

嫌い→5へ

 

 

 

1.駄菓子好きの皆さん!

どんな駄菓子がお好きですか?

 

チョコ棒→2へ

それ以外→5へ

 

2.チョコ棒好きの皆さん!

チョコ棒のどこがお好きですか?

 

リスカ 30本チョコ 30本×15袋

リスカ 30本チョコ 30本×15袋

 

 

やっぱりサクサク食感!→4へ

やっぱりチョコ!→4へ

全部!→3へ

 

 

 

3.チョコ棒の全部が好きな皆さん!

 

コングラッチュレーション!

あなたは素晴らしいチョコボニストです!

 

これからも一緒にチョコ棒の美味しさを伝えていきましょう!

 

 

 

4.残念!

チョコ棒10本を食べて、腹筋を10回やった後、最初からやり直しましよう!

目指せ!チョコビニスト!

 

 

5.失格!

チョコ棒を30本食べて、しっかりと手を洗ってからやり直しましよう!

目指せ!チョコベニスト!

 

FINAL

チョコ棒って本当に良いですね!

 

PS

皆さんはいまこう思っていることでしょうね。

「何じゃこの記事?」

 

安心してください!

 

 

私も同じ気持ちです。

 

 

これは「泣ける」映画なんかじゃない、「泣かざるをえない」映画だ 日本に住むあなたが絶対に見なきゃいけない映画だ マジでおすすめ!シリーズ 映画「くちづけ」

こんにちは!

 

今回は映画「くちづけ」の感想です。

 

くちづけ [DVD]

くちづけ [DVD]

 

 監督 堤幸彦

脚本 宅間孝行

出演 貫地谷しほり 竹中直人 宅間孝行など

 

この映画は、知的障がい者グループホームを舞台に描かれる、暖かく・愛にあふれていて・そしてそれゆえに悲しい物語です。

 

この映画は本当に本当に本当におすすめです。

いや、おすすめ、という言葉は適切ではないですね。

 

是非みてください!

 

いや、やはりそういう言い方も適切じゃないですね。

 

本当はこう言いたい。

見なければならない映画です。

 

この作品では、知的障がい者をめぐる日本の行政制度・法制度・市民感情・そして知的障がい者の方達の生きにくさがリアルに描かれています。

 

だけれども、堅苦しくなく、まず一本の映画としてきちんと楽しめます。

脚本がまず良いですし、演出が「SPEC」などの堤監督なのもあるでしょうね。 

 

SPEC 全本編Blu-ray BOX

SPEC 全本編Blu-ray BOX

 

 

その上でとても考えさせられる

 

ネタバレをしてしまうと、この映画では最後、竹中直人演じる「いっぽんせんせい」が、貫地谷しほり演じる彼の娘を絞殺します。

 

なぜか?

 

それは自分がガンに犯され、余命が長くなく、もうすぐ死んでしまうと分かり、自分がいなくなった世界で、娘を守れなくなった世界で、彼女が生きていくには、この世界は、今の日本はあまりにも不完全

だから、その世界で彼女が苦しむくらいなら、いっそ・・・

 

ということなんです。

 

このシーンがすごく長い。

 

娘に謝り続けながら首を締め続ける父親、最後のその瞬間まで父親をまったく疑うことなく愛した娘。

この二人のまわりをゆっくりと何度も回転するカメラ。

 

辛いシーンだからなのか、この場面はすごく長く感じます。

でも、それは嫌な長さではありません。

 

むしろ、僕たちこの映画を見ている健常者の、彼女たちに対する無関心が、彼女を殺させているんではないか?という気分になります。

 

同時にこれは、いっぽんせんせいの罪、贖罪としての長さでもあるでしょうね。

 

結局この殺しの是非は、観客にゆだねられます。

 

皆さんは、彼はもっとこの世界を、人を、信じるべきだったと思いますか?

 

でも、劇中でこんなことが語られます。

 

・娘が同僚に騙され、レイプされかけたこと

・犯罪者として服役している人の中には、一定数の知的障がい者がいること

・彼らは警察の取り調べで無罪にも関わらず「自分が犯人だ」と言わされてしまうこと

・街で見かける本当に汚くボロボロなホームレスのほとんどが福祉からも見放された知的障がい者であること

 

はたして、こんな現実がある中で、彼の行為を悪だと断罪できるでしょうか?

むしろ、彼に娘を殺させてしまう日本の福祉制度自体が悪なのではないでしょうか?

そして、それに無関心な僕らも同罪なのではなのでしょうか?

 

熱くなってしまいましたが、それくらい心を動かされる映画なんです。

 

この映画を見て、何度号泣したかわかりません。

 

しかし、その涙は、自分の快楽のために流す涙ではありません。

あまりにも不条理な現実に置かれている彼女たちのために流さなければならない涙です。

 

タイトルにもしましたが、これは「泣ける」映画なんかじゃない、「泣かざるをえない」映画。

 

涙を流し、そして今も不自由を強いられている人たちのために、この国を変えなければならない、と思ってしまう・思わされてしまう映画です。

 

 

是非などということは言えません。

あなたが見なければならない映画です。

 

今回ばかりは言わせてください。

 

絶対に見て下さい。