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何を言うかは筆先が考えてくれる 倉本聰著「テレビの国から」 感想

こんにちは!

 

今回は倉本聰著「テレビの国から」の感想です。

 

テレビの国から

テレビの国から

  • 作者:倉本 聰
  • 発売日: 2019/07/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 最新作『やすらぎの刻~道』から、代表作『北の国から』『前略おふくろ様』まで――。
ドラマ界の巨匠が、テレビの裏側をすべて語りつくした最新刊!
「やすらぎ世代」にも目に優しい、大きな活字で読みやすくしました。
シナリオライターを目指す若い人たちにとっても必読の書です。

 

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ドラマへの遺言 (新潮新書)

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倉本聰さんが自身の作品(「やすらぎの郷」シリーズ、「北の国から」シリーズ等々)について思い出話を語る本ですね。

 

彼の手がけた作品はほとんど見たことがなかったんですが、彼がこんなに反骨精神があふれる人とは知りませんでした。

NHKと喧嘩して降板した話とか、動物を捌くシーンを入れる入れないでテレビ局と揉めるとか、テレビを刷新しようと色々と頑張っている人だったんですねえ・・・。

 

視聴率編重のテレビ局に対し、「面」ではなく「容積」の視聴率(リアルタイム視聴率だけでなく、録画やタイムシフト視聴も含めた視聴率)を求める、とかね。

 

ちょっと「北の国から」を見たくなってきました!

以前子供の頃、父親が「北の国から」のビデオを見ていて、ちょうどレイプシーン(? 夏の畑で青年が女性を押し倒す映像、違うドラマの可能性あり)がファーストコンタクトになってしまい、なんか抵抗があるんですよね・・・。

 

 

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そんな多作な倉本聰さんらしい言葉を最後にご紹介します。

 

「登場人物が動き出してくれば、その状況でこの人物が何を言うかは筆先が考えてくれますから悩むことはほとんどありません」

 

 

   

 

筆先が考えてくれる!!

 

ブロガーの皆さん、一度はこんなこと言ってみたいですよね。

「まあ文章はね、タイプする指先が考えてくれますから」みたいな。

 

カッコいい!!(笑)