こんにちは!
今回は羽田圭介作「御不浄バトル」の感想です。
僕が入社したのは、悪徳ブラック企業!?過酷な労働と精神的負担で営業部員は半年で辞めていく中、事務職の僕は無難に仕事をこなし二年目に。唯一の楽しみは、会社や駅のトイレでくつろぐこと。素性不明なトイレ常連メンバーたちと静かな個室争奪戦を毎日繰り広げる。しかし、ある電話がきっかけで、日常が一気に崩れ出す。限界に達した僕は、退職を決意するが…。芥川賞作家の話題作。
トイレ小説です、これは。
御不浄とはトイレのことですし、主人公は便所めしを決め込みますし、オナニーまでしちゃいます(笑)
そして何より素晴らしいのが脱糞描写。
ここまで詳細に大便を輩出する様子を緻密に描写した作品はあまり読んだことがありませんね。
やはりプロの作家さんなので様子が頭の中に浮かんでくるんですよ(笑)
普段ならそこが小説のよさなのですが、ここを読むと、ね・・・。
なんか公衆トイレの匂いとか、ウ〇コの薫りが漂ってくるようで気持ちが悪い(笑)
自分も遊びで小説のようなものを書いていて、脱糞ネタは鉄板なんです(笑)
コメントで「お得意のウンコネタですね」って書かれましたし(笑)
なので、この脱糞描写は是非見習いたいですね!!!
もちろん脱糞描写以外も素晴らしいですけどね(笑)
こう、人間の後ろ暗い部分とか、いやーな部分をねちねちついてくる感じが非常にいやらしくて素敵。
素晴らしい小説です!(笑)