こんにちは!
今回は映画「テネット/TENET」のお話です。
巷では「難解すぎる」「わけがわからない」という評判も聞こえてくる映画「テネット」。
確かになかなか見る側に思考することを求める映画ではありますし、難解ではあります。
しかし、単館系のアート映画のような、自己目的化した「難解のための難解さ」ではなく、例えるならば「東大入試数学」のように、この映画はある明確なルールの上に構成されたものであり、「難解だ」と感じるのはあくまでも見る側がそのルールをきちっと理解していないからなんですよね。
なので、たぶん5回くらい見ればわかるようになると思います(笑)
さて、以下では疑問点というか、次回以降見るときに注力すべきポイントを書き残したものです。
答えを知っている方・自分はこうだと思う!と言う方、是非コメント下さい。
・飛行機爆破は結局何だったのか?
これが一番よくわかりませんでしたね。
撮影にめちゃめちゃ金がかかっていそうなわりに、何の意味があったのかいまいちよくわかりませんでしたね。
・重症の奥さんを過去に連れて行った理由は?
最後で明かされる壮大な計画の一部に奥さんを過去に連れていくことも盛り込まれていたのはわかるんですが、「重症の彼女を救うには時間逆行しかない!」みたいな台詞がよくわからなかったなあ。
これは次にかく疑問点とも連動してます。
・時間逆行していても、老化は進むのか?
この映画では「時間は逆行しているように見えるだけ」みたいな台詞があった気がします(違ってたらすいません笑)
ということは、逆行する時間の中にいても、逆行している人間の体自体は時間を刻み続けているわけですよね(もし体の老化までをも逆行させるのだとしたら、すい臓がんで絶望しないはずですし)。
これが上に書いた疑問点とも連動するんですが、じゃあ時間を逆行させても奥さんが自然と回復するわけじゃないですよね?
じゃあなんで連れてったんだ?というのがやっぱり謎です・・・。
・もっとちょこちょこ時間逆行すればいいんじゃね?
最終決戦の時に一番思ったんですが、(色々な縛りがあるとはいえ)時間を逆行させることが出来る割に、この世界の登場人物たちって意外と「チャンスは一度きり」的な発想が強いんですよね(笑)
「もっとちょこちょこ時間逆行させればいいんでねーの?」と思ってしまいました(笑)
失敗したら「あ、今のなしで!」的なね(笑)
・過去の自分とニアミス多すぎないか?
この映画内の時間逆行のルールとして「過去の自分と出会ってはならない」というのがあります。
でもその割には、みんなけっこう過去の自分とニアミスしてます。
というか、主人公は何回か接触してます(笑)
これ、顔が見えないとか未来の自分だとは認識してないからセーフということなんでしょうか?
関連記事はこちら↓