こんにちは!
今回は南 信長著「1979年の奇跡 ガンダム、YMO、村上春樹」 の感想です。
ガンダム、ウォークマン、YMO、村上春樹……。この年に何が起きたのか? シーンを横断的に振り返る超実感的文化史の登場!
ガンダムの放映開始も、YMOが人気になったのも、村上春樹がデビューしたのも、すべて1979年だった!!!
ガンダムは今も新作が作られ続けていますし、YMOは散開したり、再結成したりを断片的に繰り返していますが、彼らの音楽的DNAは今に至るまで受け継がれていますし、村上春樹はノーベル文学賞受賞を期待される大物作家にまで上り詰めました。
つまり40年前の文化が今もまだ強い影響力を持っているのです!!!
というのがこの本の主張です。
ちなみにこの本の作者の本業は漫画関係なので(西原理恵子の本の編集をしてたりもする)、漫画の話がちょいちょい出てきますね。
特に大きくとりあげられているのが大友克洋!
とまあそんな感じでカルチャーの話をしている前半は楽しいです!
しかし、後半からその当時の世相とか政治の話になってきて蛇足感がすごかったですね・・・。
もっとカルチャーの話してくれや!という感じでした(笑)
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