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全ては手塚治虫から始まった 中川右介著「サブカル勃興史 すべては1970年代に始まった 」 感想

こんにちは!

 

今回は中川右介著「サブカル勃興史 すべては1970年代に始まった 」 の感想です。

 

 

サブカル勃興史 すべては1970年代に始まった (角川新書)

 

あらすじはこんな感じ↓

 2010年代に入ってからウルトラシリーズ仮面ライダーガンダム、あるいはベルばら、ポーの一族などが40、50周年を迎えている。逆算すれば分かるが、これらの大半は1970年代に始まったのだ――。

 

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現在に続く「サブカルチャー」の源流となるものは、1970年代に源流を持つ。

そしてそれをリアルタイムで享受できたのは、1950年代後半~1960年代前半に生まれた人々。

彼らは今55~65歳。

子供の時にウルトラマン仮面ライダーを見、ヤマトブームを体験し、ガンダムでオタクへのルートを確定された人々。

それはいわゆる「オタク第一世代」でもあるわけです。

 

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そんな世代の中に「エヴァ」の庵野秀明率いるGAINAXなどがあったわけで。

 

そう考えると1970年代のカルチャーというのは、たしかに今に続く、アニメ・漫画・雑誌などの源流となるものなのかもしれません。

 

ただ、最後の最後に書いてあるように実はそれらすべてをたどっていくと、最終的にはマンガの神様・手塚治虫にたどり着くことがわかります。

 

   

 

現代の漫画様式はもちろん手塚治虫が生み出したものですし、アニメだって映画はまた別の話ですが、最初のTVアニメは「鉄腕アトム」なわけですから。

 

そう考えると、今のクリエイターは全て、多かれ少なかれ「手塚治虫チルドレン」と言っていいのかもしれません。

と、なんだかんだで手塚治虫の偉大さを再確認してしまう本でございました。

 

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