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中川翔子×斎藤工、この二人が出演した意味を考える 映画「兜王ビートル」 感想

こんにちは!

 

今回は映画「兜王ビートル」の感想です。

 

兜王ビートル [DVD]

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  • 発売日: 2006/01/25
  • メディア: DVD
 

 

監督 河崎実

 

あらすじはこんな感じ↓

    河崎実監督作品を見る楽しみとは、河崎監督の趣味性に共感したり、「あーあ、またこんなことやってるよ」と言ったプチあきれモードに浸りながらも、実はここまでやってくれてうれしいという、おたく的な複雑な感情を満足させたりする、そんな不埒なセルフ・シチュエーションを楽しむことにある。
   あの『いかレスラー』に続く河崎作品『兜王ビートル』は、見るもチープな昆虫マスクのレスラーたちが、それぞれのバックグラウンドを抱えて対決しまくる、特撮格闘技映画だ。もちろんストーリーは悪のりとおふざけが満載なのだが、『いかレスラー』がそうであったように、主人公たる兜王が、いかなる環境を経て現在の境遇に落ちついたか、といった動機の部分が、やけにマジメで丁寧に描かれている。無論このあたりにも、おたく的なこだわり、過去の特撮作品やアニメからのパクリ満載であるのだが。
   また河崎監督の趣味性に共感する鑑賞者たちにとって、最高のおかず…ではなかったご馳走は、これほどおたく濃度の高い作品(失礼!)に美少女・中川翔子がプロレス雑誌記者役で出演していることである。ロングヘアーなびかせて、大まじめに兜王や外宇宙軍レスラーたちと絡み合う、そのけなげさに目がテン。しかも通称しょこたんときたら、大の特撮おたくで、河崎監督との会話も難なくついて行けるという。河崎実中川翔子。このふたりが必然的運命的な出会いを果たしたメモリアルな作品として、「兜王ビートル」は記憶されるだろう。

 

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今や人気俳優の仲間入りを果たしメジャー作品常連俳優でありながら、映画ファンを唸らせるような小規模作品、マイナー作品にも出続けている男・斎藤工

 

そして今もオタク系タレントの第一線で活躍し続けるしょこたんこと中川翔子

その二人が15年近く前に共演を果たした低予算マニアック映画が本作。

 

何も知らない人が見たら「ああ、今や人気者の二人にも下積み時代があったのね、こんな映画に出て・・・」としか思わないかもしれません。

 

しかし!

実はこの二人がこの映画に出たのは、わりとなかなか深い意味があると思います。

 

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まず斎藤工

彼は売れっ子になった(こんなど底辺特撮もどき映画に着ぐるみきて出演していた彼が、シン・ウルトラマンの主演になったことを考えると感慨深いですね)今も映画秘宝に連載を持ち、「これは!」と思わせる映画にはほとんど出演していたりする。

いわゆる「通好みの映画」というか。

 

この映画はそんな「通」が好む、というか「通」にしか好まれない男・河崎実が監督しているわけで、そう考えるとこのころから彼の作品を選ぶセンスは一貫しているなあ、と。

 

   

 

そしてこの河崎実と言う男は大の特撮好き。

そしてしょこたんも特撮が大好きなわけで(笑)

スーパー戦隊のオーディションでそのあまりのオタクっぷりで審査員をドン引きさせたという伝説を持っているお方ですからね(笑)

 

そう考えると、特撮好きの二人が監督と準主役という形でコラボレーションしたのも、必然だったのカモしれません。

 

そんな色々通な三人が集って作り上げた映画、是非ご覧ください!

 

 

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内容はいつものごとくクソしょーもないですが(笑)

 

 

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