こんにちは!
今回は漫画版(貞本版)「新世紀エヴァンゲリオン 11巻」の感想です。
あらすじはこんな感じ↓
西暦2000年、南極に隕石が落下。かくして有史以来の大カタストロフィー「セカンド・インパクト」が起こった。それから15年、新たな危機が人類を襲う。「使徒」襲来である。使徒に対抗すべく、人類は汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」を開発。そして、パイロットに選ばれた「3人の少年少女」たちの戦いが、今、始まる――。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00932MR3O?tag=hatena-22&linkCode=osi&th=1&psc=1 2020/4/21閲覧
説明不要の国民的アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズ。
その完結編となる「シン・エヴァンゲリオン 劇場版」に向けて、漫画やアニメを見直そう!というのがこの記事です。
すでに漫画もアニメも10回以上繰り返して見たり読んだりしているので、もはや初見時のような新鮮な感想はないのですが(笑)、改めて再読・再見して気づいたことを書いておきたいと思います。
この漫画版では旧劇場版に沿った展開が取られていきますね。
今回この漫画版で分かったことをまとめていきたいと思います。
・シンジ君は碇ユイの姉の家に引き取られていた
終盤で「妹のユイ」という発言があることからこれがわかりますね。
同時にこの家庭でシンジ君はあまり良い状況で過ごすことができず、ここから彼の内向的でひねくれた性格が形成されたようです。
・ゲンドウの感情
この巻を見る限り、元々感情の起伏が少ないタイプであろうゲンドウですが、ユイが死ぬ以前は多少笑ったりしていたんでしょうね。
しかし、ユイの死を受け、感情を封印してしまった。
そんな印象をこの漫画版からは受けますね。
・リリスの魂
今回レイとリリスが融合したことでその魂がリリスに戻り、白き巨人・リリスの身体は完全なものに。
さらに仮面が剥がれ落ち、そこから現れたのは綾波レイの顔。
綾波レイは碇ユイをベースにして作られたクローンですから、ここで現れたのはユイの顔とも解釈できます。
ではなぜリリスの顔がユイの顔なのか?
可能性は三つあります。
①レイ(=ユイ)に影響された
とりこんだレイの顔をトレースしただけ、という説ですね。
シンプル(笑)
②ユイとリリスの顔がたまたま似ていただけ
まさかの偶然(笑)
③碇家はリリスの家系?
そもそも人類(=リリン)はリリスから生まれたわけですが、なんらかの方法で始祖たるリリスの血なり遺伝子なりの影響を強く保持し続けているのが碇家という可能性がありますよね。
だからこそ、リリスの魂を碇ユイの遺伝子から作られた綾波レイが受け入れられたのかもしれませんし。
なぜゼーレと碇家に関係があるのかのヒントもここら辺にあるのかもしれませんし、そもそもゲンドウがユイに近づいたのもそういう事情があるのかもしれません。
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