こんにちは!
今回は「魔進戦隊キラメイジャー」、1年間通しての感想です。
・テーマ
「キラメイジャー」のメインテーマは、その名が表す通り「キラめく」こと。
では「キラめく」とは、「キラキラする」とは何か?
今作では、「自分の意思を曲げることなく、自分の個性を活かしながら活躍すること」であるとして描いていました。
それは特に物語前半で何度も反復して描かれた、戦士として地球の平和を守るとともに、「無理をしない」「強制をしない」「プライベート、自分の本当にやりたいことを犠牲にしない」というジュル=レッド=リーダーの言動で繰り返し描かれていました。
これは戦士としての使命=仕事と敷衍することも可能ではないでしょうか。
つまり、政府が推進する「ワーク・ライフ・バランス」の理想的な実践の姿にほかなりません。
そういう意味で「キラメイジャー」はみていてすごくストレスフリーでしたし、風通しが良い戦隊だなあ、という印象でした。
・キャスト、声優
全体的にハイレベルだったなあ、と。
最初からみんな演技力は安定していたので、安心してみれたというか。
個人的にはセナ役の人が好きでしたね。
インタビューなんかを読むと、実際はけっこう引っ込み思案で人見知りなタイプらしく、そういう目で見ると「頑張ってるなあ~」という感じでほほえましかったりして(笑)
また声優さんも全員良かったなあ。
しょべじいと為朝の、めちゃくちゃ仲の良い祖父と孫みたいな関係性も良かったですし!
・特撮、アクション、演出
前前作「ルパパト」がアクロバティックでいままでの戦隊のセオリーをぶっ壊すスタイル、前作「リュウソウ」はかなりダイナミックだったのに対し、今年はかなりスタンダードな印象でしたね。
いわゆる「スーパー戦隊らしい」画作りというか。
それ自体は見やすくて良かったとは思うのですが、本音を言えばもう少しチャレンジングなのも見て見たかった、かも?(笑)
・まとめ
こんな感じでキラメイジャー、1年間楽しくみることが出来た、良い戦隊でした。
コロナがあり、諸々方向転換等求められたつらい年だったかもしれませんが、そういった苦労を感じさせない良い作品だったと思います。
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