こんにちは!
今回は映画「いかレスラー」の感想です。
あらすじはこんな感じ↓
かつて無敵を誇った超日本プロレスのレスラー・貫一は病のため引退。死を宣告された彼は修行の末「いかレスラー」となってリングに復帰。宿敵「たこレスラー」、そして謎の「しゃこボクサー」も出現し、リングはシーフード・バトルと化した!
一見するといかにも馬鹿馬鹿しい作品で、CG全盛の昨今縫いぐるみで作ったいかに俳優を入れて演技をさせるという方法論も、いわばアナログ。ところが河崎実監督は、その馬鹿馬鹿しさを逆手にとり、爽やかな後味を残す快作を作り上げた。特撮・格闘技ファンという彼の趣味性が作品に生きたことはもちろんだが、その根底にあるヒーローのあるべき姿への、祈りにも似た思いこそ河崎監督のこだわりと言えるだろう。失笑を誘うビジュアルとは裏腹に、ストーリーテリングは真面目すぎるほどスクエアな正統派。「金色夜叉」をモチーフにするあたり、監督の教養と緩やかな野心がうかがえる。
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監督・川崎実、出演にルー大柴、なべやかん、そしてなぜか後半でずっぱりの吉田豪(あまりの棒読みっぷりが逆に楽しい)。
そしてテーマは特撮とプロレス。
ええそうです、サブカル映画です。
イカレスラーとタコレスラーとシャコボクサーの三大シーフード怪人によるプロレスです。
ええそうです、バカ映画です(笑)
まあなんというか、ゆるーく見ましょう。
たまにゲスト主演している、船越英一郎を筆頭とする二流芸能人と、わけのわからない展開と、安い演出と多量のパロディ。
たまにはこういうB級に振り切った映画も悪くないと思いませんか?
え?思わない?
思え!!!!
さて、個人的に一番笑ったのは、あまりにもあまりなベットシーンの表現ですね。
いったいいつの時代の表現なんだ、あれは(笑)
そして、なぜB級映画に出ている女優は全員が全員あんなに安く見えるのか。
元々の素材なのか、ライティングなのか、演出なのか、金のなさが丸わかりの貧相な画面に引っ張られているのか。
なんでかはよくわからないけれども、人類史上初めて(そしておそらく唯一)イカ男とタコ男、この両者と非常にどうでもいい三角関係を繰り広げるヒロインがめちゃくちゃ安く見えたのは確かです。
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