こんにちは!
今回は古市憲寿著「僕たちの前途」の感想です。
よく「日本は若者の起業が少ない」「若者がもっと起業しやすい社会にしましょう」という議論を目にする。最近では「会社に雇われない働き方」や「ノマドワーカー」もブームだ。しかし、その割には起業する若者たちの「現実」があまりにも世の中には伝わっていない。そこで本書は初めて「起業」の実態を明かす。キーワードは「下流でもなく、ホリエモンでもなく」。あるいは「草食でもなく、肉食でもなく」。
上場はしない。
社員は三人から増やさない。
社員全員が同じマンションの別の部屋に住む。
お互いがそれぞれの家の鍵を持ち合っている。
誰かが死んだ時点で会社は解散する。
僕は今、そんな会社で働いている。
社長は「会社」というよりも「ファミリー」という言葉を好む。
社長と言っても今27歳である僕の一学年上なので、まだ29歳である。
顔は高校生のような童顔。
低めの身長に太めの胴体。
名前は――
(本書より)
「いい学校、いい会社、いい人生」というモデルから
「降りた」若き起業家たち。
自らもその一員である古市憲寿が、徹底的にそのリアルに迫る。
「G2」に発表されて大反響を呼んだルポルタージュをふまえ、
「起業」や「ノマド」を礼賛するくせに自営業者が減少し続ける
日本社会における「起業」の本当の意味を探る。
誰もなしえなかった起業家研究&ルポ、ここに登場!
おなじみ巻末特別対談も収録、登場するのは
「会社といえばこの人」といえる、あの超有名人!
https://www.amazon.co.jp/dp/4062180820?tag=hatena-22&linkCode=osi&th=1&psc=1 2020/10/6閲覧
うーん。
今度は「起業」がテーマです。
なんかねえ、ずるいのよ。
古市君て自分自身が半起業家であり、半研究者。
だからこそのこの本での「起業家」に対するスタンスの取り方がねえ、なんかずるいなあ・・・・。
ずるいわあ・・・。
いいよねえ、古市君、君はさあ、成功してさあ(笑)
そして巻末の対談二連発。
まずは島耕作。
そしてもう一人は田原総一朗。
この田原君と古市君の会話が全然かみ合ってなくてねえ・・・。
古市君の本「絶望の国~」について「どういうこと?」」と聞いちゃう田原君。
いや、読んでないんかい!!(笑)
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