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鯨統一郎作「オレンジの季節」 感想

こんにちは!

 

今回は鯨統一郎作「オレンジの季節」の感想です

 

 

この本の最後の展開に関わるネタバレがあります。

お気をつけてください。

 

 

 

   

 

 

 

 

この本は実は二章立てになっています。

しかし、目次はありません。

なぜならば、章のタイトル自体がネタバレになっているからです。

なので目次を設けてしまうこと自体が興をそぐことになるわけです。

 

まあ本質的なことを言うってしまうと、この小説は結婚相手の家に婿入りし、家事や人間関係に悩む主夫のほのぼのホームドラマ!

かと思いきや最後にどんでん返しが!

実は主人公と婿入りした家庭ははるか昔からの血の因縁による対立した家系。

 

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方や庶民・農民として日常に溶け込んで生活する忍者(?)の家系。

そして婿入りした家庭は国家転覆をたくらむ反逆者一家。

彼らの動向は常に国家によって見張られてる。

(ちなみにいい人に見えたカフェのマスターは覗きの常習犯だったというしょーもないオチが)

 

いやあ、びっくりしましたね。

作者はもともとこういう作品を書いていた人らしいんですが、自分は知らなかったですし、まったく事前情報も把握してなかったので本当にびっくりしましたね。

 

面白かったです!!!

 

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