こんにちは!
今回は映画「エクストロ」の感想です。
あらすじ↓
3年の空白を経て帰って来た父は、エイリアンの化身だった! 田舎の山荘で遊んでいたサムと一人息子のトニーを襲う謎の光。それ以来サムは姿を消し、トニーは突然消えた父の悪夢に苛まれていた。3年後、山中に墜落したUFOから現れた奇怪なエイリアンは、近くに住む女性を襲うと彼女の体内に何かを産みつける。やがて女性の体を引き裂いてひとりの成人男性が誕生。それは紛れもなく3年前に消息を絶ったサムだった。我が家に向い、最愛のトニーと再会を果たす新生サム。そんなサムの姿に、不審の目を向ける妻のレイチェル。果たしてサムの正体は?
https://www.amazon.co.jp/dp/B09QK77PSL?tag=hatena-22&linkCode=osi&th=1&psc=1 2022/9/4閲覧
80年代に作られたカルト映画。
続編も2本あるそうです。
この映画の感想を一言でいうと
ストーリーは意味不明だけど、恐怖シーンの力の入れっぷりがすごい!
生々しくて気持ち悪くて、美術部さん頑張りすぎ!
映画はセンス・オブ・ワンダー(想像力)!
といったところでしょうか。
まずね、ストーリーはさっぱり理解できません(笑)
一応ちゃんと見ていたつもりなんですが、どういうこと?の連発で。
後半はストーリーを理解することを放棄して定期的にやってくる恐怖シーンを待つ感じでしたね(笑)
なんですが、この恐怖シーンの出来がとにかく素晴らしい!!!
今の時代、こういったタイプの低予算ホラー映画にもちゃちなCGが導入されていますよね。
あまりにもちゃちで貧相なCGは、それはそれで味があって独特の不気味さはあります。
が、CGなど高価で導入できなかった数十年前に、自分の想像した気持ち悪いシーンを実現するため、低予算に負けずに想像力でそういったシーンを作り上げた映像には、独特の生々しさと気持ち悪さ、そして怖さが宿るのです。
そこが素晴らしかったですね、とにかく。
特によかったシーンが三つありまして。
一つは冒頭。
女性の股間から成人男性が産まれて(?)くるという悪趣味なシーン。
血も当然出ますし、なにより出て来方がキモい。
ぬちょーんと出て来るんですよね(笑)
生理的に気持ち悪いんですよねえ。
二つ目!
中盤、少年の超能力(?ここら辺よくわからない)で等身大に巨大化したアメトイっぽいアクションフィギュア。
これが住宅に侵入してくる!
ここがねえ、怖いんですよ。
表情が変わらないですよ!!!
怖いことしているのにずっと同じ顔!
これがすごくホラーなんですよね。
最後!
終盤のシーン!
めっちゃでっかいカエルの卵が心臓の鼓動みたいに動いている!
それが女性を取り込んで動いていって中から何かが出て来る・・・。
ここは単純にすごい!と思ったんですよね。
どうやってやったんだろう?と。
今ならCGでちょちょっとやれそうですが、たぶん実際にそういう現象を起こして撮影しているんでしょう。
どうやっているんでしょう?本当に。
美術部さん、頑張ったねーと心から思いましたね。
すごすぎる!!!
という感じで、40年以上前の作品とは思えない作品でした!
ぜひ!!!
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