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「平成ジェネレーションズ」鎧武の声問題に決着! 坂本浩一全仕事」 感想!

こんにちれいわ!

 

今回は映画監督坂本浩一さんの仕事を総まとめする本「坂本浩一全仕事」の感想です。

映画監督 坂本浩一 全仕事 ~ウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊を手がける稀代の仕事師~
 

 

いやあ、堪能しました!

550ページ超えの大ボリュームでしたからね! 

 

たぶん坂本監督の作品は8割方見ているので、「あれはこういう風に作ったのか!」「そういう経緯があったのね!」「そんな裏話が!」と非常に楽しめました!

 

この本では「東映編」「円谷編」「その他」と、会社ごとに仕事が年代順にまとめられており、非常に読みやすい!

 

さらに、作品の裏設定なども語られています。

 

例えば、「ウルトラファイトオーブ」のラストに出てきたジードのシーン。

 

あれは「ジード」本編とは矛盾するんですが、監督した坂本さんによれば「あれはレイバトスの見た幻影で、ジード本編が正史」とのこと。

 

 

また、「平成ジェネレーションズ」の鎧武の声は本人なのか、代役なのか?という論争がありますが、監督によればライブラリ音声とのこと。

 

「全員本人」ということにこだわった結果、本編を全部見直し、音声を取捨選択したそうです。

大変だあ・・・。

 

 

そりゃあ「FOREVER」の作業がぎりぎりになるわけです(笑)

ぴったり合うの見つけるのって、相当大変でしょうしね。

 

rimokongetao.hatenablog.com

 

そんな裏話も楽しめるこの本、特撮ファンには是非読んでいただきたいですね!