こんにちは!
今回は「リリンの王」について考察したいと思います。
「ヱヴァンゲリヲン 新劇場版Q」におけるカヲルの台詞「さすがはリリンの王、シンジくんのお父さんだ」。
シンジの父とはつまり、碇ゲンドウ。
ではなぜ彼がリリン=人類の王なのか。
その可能性を検討していきたいと思います。
①ノリで言ってみただけ説
実はそんなに深い意味はなく、今の若い人が簡単に「マジ神!」というようなノリで、カヲル君が「ゲンドウさん、まじパネェっす!」というリスペクトを込めて「王」と呼んだだけ、という説ですね(笑)
②本当に王様説
空白の14年の間に「碇王国」を築き上げていたという説ですね(笑)
③綾波ユイ=王女説
非常に謎の多い人物・綾波ユイ。
「新世紀エヴァンゲリオン」においてはゼーレの一員だったりするので、この新劇場版の世界ではゼーレと人類の間にいる、ゼーレ以下人類以上の存在(=王女?)であり、そのユイと結婚したからゲンドウは王になった、という説ですね。
④のろけ説
シンジ大好きなカヲル君。
カヲル君にとってはシンジは王子様のような存在。
その王子・シンジの父親だからゲンドウは王的な(笑)?
⑤ゲンドウ・キール化してる説
あのよくわからんメガネ(バイザー?)といい、Qのラストでゼーレを滅ぼしたことと言い、Qにおけるゲンドウは「新世紀エヴァンゲリオン」における「ゼーレのリーダー・キール」のような存在。
「新世紀エヴァンゲリオン」におけるキールは、ある意味神に最も近いポジションに位置していましたから、「新劇場版」においてそのキールの位置に来たゲンドウ=人類のリーダー=王?みたいな。
「ネブカドネザル」とは古代に存在した王の名前だそうです。
その鍵はゼーレが保管しているようですが、加持に盗み出してもらい手に入れたゲンドウはおさらく人類で唯一「鍵」を持っている人物でしょう。
ゆえに、王の名を冠した鍵を持っている=リリンの王という図式ですね。
ちなみにこのブログでは「ネブカドネザルの鍵=使徒覚醒装置」と考えているのですが、カヲルがこの発言をしたのち、ゲンドウがネブカドネザルの鍵を使用し、エヴァ第13号機を使徒として覚醒させた可能性もある、と考えています。
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